(感想文を書いたのは2019年7月です。少し修正して再掲しております。ちなみに、その後まだビフォア ザ ストームは遊べておりません……)
まだ前日譚の「ビフォア ザ ストーム」は遊べてなくて、本編だけ。
フランス製の3Dポイント&クリックアドベンチャーで、ガール・ミーツ・ガールの青春譚。タイムリープもの。
私は3Dにすごく酔う方でして、どうもカメラの動きが速いのと、近いのと、勝手に動くのと、ふわふわするのが特にだめっぽいです。本作はわりとふわふわ系で酔うので、慎重にプレイを進めていました。
(自分で駄目な動きは分かるので、ゆっくり気をつけてプレイすればそこそこいける場合が多い。あと体調にも左右されるので、ひどく酔うときは遊ばないというのも大事デスネ)
いやね、少々カメラに酔っても遊ぶ価値があるってもんですよ。
リロードしての選択肢リトライが、設定(時間を巻き戻せる)としてゲームシステムに統合されているわけなのですが、コレが大変万能感を味わえる気持ちの良い作りでして。
主人公マックスと一緒に現実をチートで乗り切っていくうちにだんだんとシンクロ率が上がっていって……やがて来る、「巻き戻しの出来ない」瞬間の緊張感ったら!!
等身大に描かれすぎてイマイチ可愛いとは思えない登場人物達も、最後の方には何だか愛しくなってきちゃいます。
選択に本気で悩めるのは名作の証。わたし、最後の選択肢はにはしばらく動けませんでした。
未だにどちらの結末が良いのか分からない。ああ、いいゲームだなあ。
(あっ、ネタバレになるので詳しくは書きませんが、突き抜けたすごくイイ変態に会える!)
しかし、海外のゲームって何でこんなに犬が可愛いやつが多いんだろうね。
※スクリーンショット画像は公式のファンキットからお借りしました。