老後資金2000万円不足問題
解決策とは言いませんが
参考までに
シンガポールの年金制度をご紹介します。
以前、コンサルティング先の子会社を
シンガポールに設立する際
お手伝いをした事があります。
現地のコンサルティング会社を紹介してもらい
法人設立は、すべてメールベースで完結。
その後、
親会社をシンガポール子会社の株主にして
親会社の社長をシンガポール子会社の取締役にするため
公証人役場や麻布十番のシンガポール大使館へ行き
登記簿謄本と住民票の認証を受け、
シンガポールへ郵送。
現地のコンサル会社に手続きをしてもらいました。
最後に
社長とともにシンガポールへ行き
銀行口座の開設手続きをして
法人の設立は完了。
次に、
ネットで検索しオフィスを探し
内装工事、オフィス家具の調達。
オフィス環境が整ったら
現地の求人会社を通じて人材を探しました。
採用面接はiPadを使ってFaceTime。
社会保険制度などは、よく分からないので
最初は、給与計算などを外注。
給与計算は簡単で
管理部門の社員が対応できるとのことで内製化。
自分が最終チェックを担当。
その時にCPFについて学ぶことになりました。
日本の社会保険料と同じように
毎月、給料から天引きされます。
55歳までは
従業員の本人負担は給料の20%、
会社負担は給料の17%。
それ以降は、年齢に応じて減額されます。
振込先は従業員のCPF専用口座。
積立金には、最低2.5%の利子。
細かな条件などはありますが
概ねこんな感じ。
55歳以上になると
自分の積立金から
年金として一部利用ができるようになります。
日本との違いは
シンガポールでは、
老後の年金を自分で積み立てるということです。
積立金は自分の口座にあるので安心です。