今回は我が家のスイッチの右ジョイコン修理、症状としては
Rボタンが効かない。
そして
本体に差しても認識しない。
との事、嫌な予感しかしませんがとりあえずやっていきましょう。
子どもが使う端末なのに脆すぎるんですよ、任天堂さん…!
左は簡単なんだけど右はちょっと大変。
まずはY字ネジを取ります、ドリフトとかしてスティックの予備を持っている人ならドライバーを持っていると思いますが、なければ輪ゴムと精密ドライバーで無理矢理…いや、舐めたらキツいので素直にY字ドライバーを用意しましょう。
Y字ドライバーでも力を掛けにくく舐めやすい場所、注意。
外したら下の方が少し浮くので爪やプラカード、ピックのようなものでクイっと。
ぱかーん。
下の丸で囲っている部分は紙両面テープのようなもので止まっているので外し難かったらクイクイ動かしましょう、パキっと取れます。
あ、色々やる前にバッテリーは外しておきましょう。
バッテリーが繋がっている赤と黒のケーブルを持って「真上」に引き上げればワリと軽く外れます、横に強く引っ張ると配線が千切れるので注意。
基板からこじると基板を傷める可能性もありますし、基板側に端子もあるので無理にこじってショートしたら終わりです、真上に優しく引き上げましょう。
そして、あー…、うん。
こりゃ認識しないですよね~。
とりあえずジャンクの右スティックは買ってありますので後でもらいます。
バッテリー固定枠のプラスネジ(#00)を3点外し
パカっとな。
あ、ZRボタンを止めているボタンはかなりキワッキワのパッツパツなのでフレキを切らないよう注意しましょう。
作業スペースが無いので差し込むのも難しめ、全部組み立ててからZRボタンが効かない!という洗礼を受けたくなければ確実に。
ZRボタンを外せるならZR基板ごと取っちゃった方が楽です。
ちなみに勝手に動いたりヘンな動きをしたりの「ドリフト」現象、右ジョイコンのスティックを取り換える場合はここでようやく交換出来ます。
左スティックはアクセス良好ですが、右スティックは厳しめですね。
この板がLED部分です。
水色で囲った部分のフレキでLED基板と本体を繋いでいるのですが、ちゃんと折られて入っているで、折り目部分が内部で切れてLEDが点かなったりします。
それもそのハズ、バッテリーの真上に筐体に押されるように収納されているので、変形に加えて熱によるダメージもあるので「そりゃそう」ではあります。
「筐体を開けた状態だとLEDは点くのに、閉じると点灯しなくなる…」のは折れ目で切れかかっている可能性があります、フレキのみでは売ってないと思うのでLED基板ごと交換しましょう。
まぁ点灯してなくても使えるのでウチは気にしませんが🤣
で、筐体と基板を止めているネジ2本を外して、振動用のユニットを外せば全バラ。
バラバラ~。
ボタンとか皮脂汚れが酷そうな筐体とかもう全部超音波洗浄行き…ん?
あぁ…
Rボタンがぷらんぷらんですね。
うん、プレート折れてるしがっつり剥がれていますね、こりゃダメだ。
どこと繋がっているか分かりましたが、繋ぐのが超絶面倒です🤣
これもドナーからいただきましょう。
しかしRボタンはなんでこんな弱い作りにしちゃったんだろうか、2点は基板を貫通してハンダ、3点はプリント基板の外にしっかり固定するけど飛び出た状態でボタンを押せば負荷がどうなるかはこれまでの経験で分かるだろうに。
ハンダの引張強度やらを考えれば上に飛び出すのではなく、基板を背に外面にボタンを設置するように配置していたら壊れる事も無かったんだろうけど…。
Switch2(仮)がもしも出たらどうなるのかな~。
そして超音波洗浄から帰ってきたボタンたち、綺麗になったね~。
あとは外した時の逆で組み付けて終了。
OKですね、これからはいつでも両方とも直せそうです。
そもそもフリマアプリでジャンクが1個800円ぐらいだったので、2個1や3個1にして直せるしジョイコン高いしこれだけでも良い商売になりそうですね🤣
やらないけど。
あ、そうだ備忘録備忘録。
これがZRボタンの裏側。
そして筐体側。
筐体側は外側にでっぱりがあり、ZRボタン側にはくぼみがあるので
ボタンを外す時は裏側の隙間から細いピンセットなどで
① 筐体のでっぱりから外すように裏の隙間から斜め方向に押し出す
② ボタンが浮いたら爪を差し込みボタンが元に戻らないようにする
③ もう片方も同様にでっぱりから外すように斜めに軽く押す
④ 外れる
⑤ バネが無くなる
以上、Rボタンは勝手に外れるし、ZRボタンは強引に外すと壊れるしで結構大変なんですよね、上のボタン取るの🤣
スティック弱すぎ問題。
旧ジョイコンは押し込みが強すぎると勝手にキャラが動き出すようになり、
新ジョイコンは接点不良で可動域が狭まったり挙動がおかしくなったり、
むしろサードパーティ品の方が長持ちしたりします。
ジャンクで買ったドリフトして使えないスティック、中身チェ~ック。
金具は薄い部分を細いマイナスドライバーなどで開けば簡単に外れました、なかなか掃除はしやすそうな作りですね。
バネ、ワッシャー、樹脂パーツの順で組付け。
樹脂に取り付けられた薄いプレートと黒い部分が擦れた面で感知している。
という仕組みなので、プレートと接地面を接点復活剤でこすれば直ると思いますが、右側は組付けが大変なので一度壊れたのを使うのはやめておきました。
一応清掃しておいて左がおかしくなったら試してみようかな。
外したスティックの裏側、ホコリ防止のキャップもこれ外れるんだ。
スティックのゴムも外してみる。
かなりしっかり細かく接続されていて外すのが大変でした。
このスティックもアレですよね、加水分解してベタベタになるので簡単に交換出来るようにしてくれたら良かったのになぁ、重曹+超音波洗浄にピカピカにするのに。
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それほど難しくないしたまに壊れるのでSwitchを持っている人は工具セットのスティックを買っておくと便利だと思います😁
さて、小娘達は次はどこを壊してくるのかな~。
ではでは。