今回足を運んだのは、池袋で有名なつけ麺屋さん“えん寺”です。
「えんでら」と思って読んでいましたが正式な読み方は「えんじ」でした。
山手線から池袋駅を出てすぐ近くにあります。
オーダーは効率的な食券スタイル。
席はすべてカウンターであり、満席の場合は食券を渡して外のベンチで待つことになります。
周りの景色はこんな感じです。
食券を渡す際に麺の種類を聞かれますが、胚芽麺、もっちり麺、びらびら麺の3種類から選ぶことができます。
自分は最もシンプルな「つけ麺」を選択、麺は何となく「胚芽麺」を選びました。
調味料はこんな感じで、煮干しの粉とかつおの粉で味変などできるようです。
しばらく待つとつけ麺登場。
胚芽と言うだけあって麺の色が茶色いです。
実食してみると、もっちりというよりもちパラと歯切れのよい麺。
蕎麦のような香り高さがあり、最初は麺だけを食べて風味は楽しむのもいいかもしれません。
つけ汁はドロッとしたポタージュのようなスープ。
ベジポタというだけあって、野菜が溶けて濃厚な旨みを感じます。
濃厚系のつけ麺が好きな人は気に入ると思います。
ところでこの味、なにかに似ている……。
と感じたため、微妙な味変を繰り返して気づきました。
スープが約半分の状態で、割りスープレンゲ1杯半、かつおの粉をほんの一振り……。
ムム!これは……。
みやこ屋の「石焼濃厚つけ麺」だこれ!
地元栃木で人気のラーメン屋さんなので、昔はよく食べに行ってました。
逆に言えば、それだけ完成されている味だということですね。
食べ慣れた味に出会ったのは驚きでした。
そんな思い出の残るお店。