テレワークが急速に進んでいる中、うまく対応できている人とそうでない人がいるのではないでしょうか。
現在の状況を見てみるとテレワークの文化は残っていくと思うのでオフィスでも在宅でも仕事の質を落とさずに結果を出せる人の市場価値は今後ますます高まっていくでしょう。
ではここで、テレワークにおいて仕事で成果が出せる人と逆に成果が出せない人の違いを考えてみます。
仕事の成果が出せる人は「文字や文章で伝える力」がある人だと思います。
もちろんテレワークでも電話やZOOMを使ってコミュニケーションをとることもありますが、オフィスに出社して仕事をするのと比べるとどうしても減ってしまいます。
つまり、今までは対面で話をして「報・連・相」を伝えていたのがメールやチャットという「文字」で伝えることが増えるようになります。
すると、今まではしっかりと伝わっていたはずなのに「文字」だと解釈のズレが生じてしまうことが頻繁に起こるようになるかもしれません。
「文字」で伝えることが苦手な人はテレワークにおいて本来の力が発揮できず、思うように仕事をすることができません。
逆に、今までは対面で人と話すのが苦手で「報・連・相」が上手くできなくて悩んでいた人にはチャンス到来です。
僕も人と話すのが苦手なのですがこういう人はだいたい「文字や文章なら自分の気持ちや報連相を伝えるのが得意」な人が多い印象です。
言葉に出すよりも文字の方がスラスラ出てくるとそれだけで仕事のスピードに差がでるので有利です。
苦手の克服よりも得意を伸ばす方が効率的なのでテレワークの方が成果が出せる人はテレワークを極めてみても面白いかもしれません。
コロナ後もテレワークを認めてもらえると成果が出せる人は活躍できるので仕事に前のめりで向き合えます。
最後に、「文字で伝える力」をつけるのに1番効果があると思うのは「本の要約」をすることです。
本というのはいわば「著者の発信」です。
他人の発した文章を理解してそれを自分の言葉に置き換えて発信をする。このトレーニングを週1ペースでするだけで大分変わると思いますよ。
発信方法は対面で人に話すのではなくて文字にして伝えてみましょう。
不特定多数に対してはTwitterやFacebook、個人に対してはline等のチャットアプリで十分です。
今日からやってみてはいかがでしょうか。