台湾に来て小籠包を食べないともちろん話にならない。
と日本人観光客の多くは思っている。
台湾人の友人と台湾家庭料理の店で昼食したあと、夕食は小籠包の店にしようと思った。
昼食の話
日本語の堪能なその友人は台湾で観光ガイドをしている。
だからこその台詞はおもしろかった。
「小籠包と聞くだけで吐きそうになる」
彼女の言うには、いつもお客さんを小籠包の店に案内し、一緒に食べているので、もう小籠包の山にうなされるような心境の毎日だというのである。
なるほど、仕事となると、何にせよ、大変なもんだ。
仕事となると、小籠包を食べるのもうなされるようなことなのだ。
だが、とにかく、彼女は「ここにしたら?」と教えてくれた。
杭州小篭湯包
106台北市大安區杭州南路二段19號
02 2393 1757
僕は中正区を色々見て廻ったあと、夕暮れにはその店に行った。
小籠包は確かにおいしかった。
けれども、彼女の言葉から、毎日ならどうなのかな?と考察せずにはいられなかった。
一週間の今回の旅で、一回程度というのは、ちょうどよかった気もする。
夜市で見たこともないような食べ物に次々と挑戦するほうがオススメかもしれない。