復活　ミスド　スイートポテトパイ254kcal/220円

　諦めるな進めずとも後退を余儀なくされたとしても進むべき道を忘れるな。今見えないその道も必ず進むべき道として姿を現すだろう。その道がどんな姿でも進める準備を怠ってはいけない。

スイートポテトパイ254kcal/220円

　スイートポテトといえばスイーツ好きなら一度は惚れ込む時期のある一つである。しかし躓くものの代表でもある。それはスイートポテトにつきもののニッキつまりシナモンである。強烈な匂いは大きく進む道を変えることになる。

　ミスドのスイートポテトはどうであったか復活ということで昔のことを思い起こしながら今のスイートポテトパイを評価するとしよう。まず形状が以前と同じ幅広の長方形となっている点が復刻である。最近は四角なども増えたがその前はスティックとかいう言い訳のもとに小型化がされていた。その前が今回の長方形である。材料費など高騰の問題もあったし小型化値上げに文句はないがミスドの場合味も落としがちである。本当に「おいしくなって、再び！」と思えるだろうか。

実食

　温めてもらったパイを口に入れるとパリパリと小気味のいい音が伝わってくる。パイらしくミスドらしくない。水分が他のパイと比べて少ないことが理由である。しかし残念さはその後だった。ポテトにほとんど触れることがなかった一口目に続いて二口目。サクサクパリパリその中にあるのは鳴門金時のダイスと安納芋フィリング。私は芋は好きだが時折好まない香りがありまた最近のトロトロ系芋を好まない。その感じがこのスイートポテトパイにはある。悲しい。

　好きであるからこそ厳しいという場合もあるが今回は単に好みの問題であろう。自分の好みであるかどうか各々で確認しなければならない。