特別なことはしなくていい。特別は当たり前からうまれるのだから。特別は周りがみつけるものだから。だから評価をされたときは喜んで受け入れよう。その特別のせいで失うものに耐えられるのならばと付け加えなければならないが。
ポンデちぎりパンは特別だろうか。特別になろうとして失敗したのだろうか。私にとってポンデリングといえばミスドにとって特別である。他にはなかった新たな力だった。それも10年をすぎれば当たり前の一部にもなろう。特別を生み出さなければならないという焦りもあろう。
紹介を見ればポンデの食感と見た目のちぎりパンということでシュガー、チーズ、明太の3つがでる。今回は生地に集中するためシュガーを選ぶ。
まず一つちぎり放り込む。グレーズとシュガーがかけられているのでべとつく手と口に広がる甘み。噛む。噛む。さてどういったものかポンデの食感とは何だったのか。期待しすぎたのだろうか。ちぎるときにも感じていたがポンデリングのときのようなねっとりとつながる感じがない。噛んでみてもそれは同じだった。新商品は初日が一番おいしい。これは私の持論でありミスドの醍醐味のようなものだと思っていたがそれすら感じないほどである。
結論としてはただのちぎりパンである。小腹にちょうどいいおやつとして甘いものしかないミスドではないということを改めて手を増やした格好となる。しかしそれもまた今のところ浸透しているとは言えない。ランチ時のセット割引もあるので小腹や休憩にはチーズドッグなども試してもらいたい。