今回は読者の皆様に色々考えてもらいたく、このカクテルを紹介させていただこう。
前回の雪国でも触れたカクテルだね。
カクテル言葉は【貴方を救う】
うーん。複雑な気持ちになるな。
ウォッカ 20
コアントロー 20
ライムJ 20
これらをシェークしてオールドファッションドグラスに氷ごとインして完成や。
多少、レシピのバリエーションはあるが上記がオーソドックスな内容になっている。
ちなみに使うウォッカをスピリタスにするとスピカゼって呼ばれたりもするよね。
昔、行きつけのバーでスピカゼ飲んでマーライオンしたのは懐かしい思い出やで。
よし、おふざけタイム終わり!
そんで、何を考えて欲しいかと言ったらさ。
カミカゼの名前の由来やな。
もちろんインド人も戦争を経験したことは無いし、読者の皆さんもそうだとは思う。
ただ、神風特攻隊をイメージしたこのカクテルを飲む時はいつも考えさせられる。
太平洋各地で散って行った沢山の命。
その人の名前も知らない。
その人の背景も分からない。
彼らが命を賭して守ろうとしたものは何だったのか。
国家?
いや違う。そんな簡単に御国の為にと命を投げ出せる程の価値は今も昔も無いだろう。
それぞれがそれぞれの愛する者の未来や幸せを守る為に蒼い空を飛び藍色の海へと消えて行ったんだと思う。
もし、今が戦時中ならインド人逃げちゃうだろうな…
次にこれをご覧いただきたい。
鹿児島県は南九州市にある知覧特攻平和会館の中の写真だ。
知覧基地から飛び立ち、帰ることのなかった隊員たちの遺影や遺書が展示されている。
小学生の時に行ったことがあるが、当時子供とは言え涙が止まらなかった。
今でもYouTubeで特攻隊の遺書の話とか見たりするけどガチで泣くもんね。
まぁ、何が言いたいかというとさ。
カクテルからも歴史は学べたりするわけで。
カクテルの由来やルーツを紐解く中で更にその先の人々の想いを知ることが出来るんよな。
これは、カクテルに限らずだけど。
ひとまず今回はここら辺にしておこう。
カミカゼを飲むときはこの記事を少しでも思い出してくれたら嬉しい。
終わり!