TCG好きが解説！　～紙のTCGとNFTカードゲームの比較～

naruse
2021/10/30 07:28

どうも、ナルセです。
最近、NFTカードゲームのクリプトスペルズ（クリスペ）にハマっています。
紙のTCGは、2018年からコレクションをしています。

その私が、紙のTCGとNFTカードゲームの比較をします。
NFTカードゲームは、デジタルカードゲーム（DCG）としても解説します。

カードゲームに興味があるけど、紙とデジタルでどう違うのだろう？
そんな疑問にお答えする記事になっています。

結論を先にお伝えします。
実際にあるものを動かして、遊ぶ良さを重視するなら紙のTCGです。
管理の手間や、プレイの手軽さを求めるならDCGとなるでしょう。
個人の好みで、好きな方を選びましょう。

・プレイヤー視点での比較
　・遊ぶための準備
　・プレイ感　

・コレクターとしての比較
　・プレイヤーとコレクターの狭間
　・コレクション管理の手間
　・保管のコスト

・資産としての比較

プレイヤー目線での比較

遊ぶための準備

・紙のTCG
　カードが傷付かないように、カードスリーブを使用する必要があります。
カードを保護する、PPの袋です。
これに一枚一枚、カードを入れる作業がデッキごとに必要です。
また、消耗品扱いなので、ある程度使用をしたら交換が必要です。

　持ち運び用に、デッキケースが必要になります。　
自宅から持ち出さないのであれば、不要ではありますが……
ショップに対戦に行くならば、ほぼ必須です。

　快適にプレイする為に、プレイマットの購入も推奨されます。
カードをテーブルから取ったり動かす際に。あるとスムーズになります。
ただし、無くても大丈夫です。　

　カードゲームの種類によって、計算機やカウンター等の必須の道具が変わります。
計算器系は、専用の無料アプリ等で代替ができます。
カウンターとは、ダメージを受けた数値を見える化する道具です。
クススペで例えるなら、クリーチャーが受けたダメージを表示するカウンターが必要ですね。
効果で生成されるクリーチャートークン等も、ココに含みます。

参考に、ポケモンカードを中心人扱っている私のブログをご紹介します。
【ポケカ】オススメの関連商品

・DCG

カードスリーブやデッキケースやプレイマットは不要です。
ゲームタイトルによっては、見た目変更用に実装されています。
クリスペにも実装はよ！

計算機やカウンターも自動で処理してくれる。

プレイ感

・紙のTCG
　プレイして遊ぶ感じは、実物だからこそでしょう。
場所の移動や、カウンターの配置等、実際に動かして遊ぶのは楽しいです。
※個人の感想です。

　コミュニケーションが必須
　対人でのコミュニケーションが苦手な人には、それだけで敷居が高く感じられるます。
私も、コレクション自体は2018年からですが……
実は、リアル対人はポケモンカードで2021年の8月にプレイしたのが初めてです。
「対戦してくれませんか？」の一言の重いこと重いこと……
そこで、ジムバトルにいきなり参加をして、
「今日が初めての対戦なので、変なことをしていたら指摘をお願いします」
と対戦毎に言いました。
皆さん優しく歓迎してくださり、対人である良い点を経験できました。
　マナーの悪い人がいるのも事実
　例えば、シャカパチというカードで音を立てて、こちらの考えを邪魔しようとする行為ができたりします。

　実物だからこその問題点
普通に汚れます。傷が付きます。
そうなると価値が下がります。
最大の注意点として、盗難の危険性です。
ショップでトイレに行くときは、必ず全て荷物を持ち運びましょう。

・DCG
　クリックだけ、タップだけで完結できます。
非常に手上がるである分、アナログのような良さは感じられません。

　コミュニケーション不要
　相手に対してのコミュケーションが不要というのが大きなメリットです。
多少のコミュケーションが可能な場合もありますが、オフにもできます。
マナーの悪い相手がいても、あまり気にならない点も良さですね。
例えば、負けそうになると回線切断等でしょうか？
レート的なアレやコレに影響があると、困ります。
そうでないなら、特に影響がありません。
クリスペはその点にあまり影響がありません。
切断せずに投降をしましょう。

　デジタル特有の問題点
　ラグや回線落ちがストレスになる事もあります。
大事な試合なのに、読み込みでクルクル。勘弁して下さい。
その他にも、メンテナンス中は遊べない等のデメリットもあります。

　サービス終了で遊べなくなります。
これだけはどうしょうもありません。
紙の場合は、新しいカードが発行されないだけで、遊ぶことはできます。　

　簡単に例えるなら、
紙の本と電子書籍の関係ですね。
やはり、実際に紙の匂いを嗅いで、一枚一枚捲る良さというのがあると思います。
電子書籍を味気ないと思うかどうかの違いですかね。

コレクターとしての比較

プレイヤーとコレクターとの狭間

・紙のTCG
　高額なカードは、使うのに躊躇いが生じます。
これも私個人の考え方です。
高額なカードはプレイに使わずに、低レアリティのカードを使います。
逆に、デッキのカードを、高レアリティで揃えたい人もいます。

・NFTカード
　デジタルなので、気にせず使用ができます。
傷が付く心配がありません。
加えて、盗難リスクもありません。
NFTカードの優秀な点ですね。

コレクションの管理の手間

・紙のTCG
　　スリーブや硬質ケースに入れるのが、作業として必要になります。
自分の好みの順番で、配置できる楽しみがあるとも言えます。

・NFTカード
　　データなので管理の手間はないです。
しかし、順番を入れ替えたり等の、テーマごとのコレクションは難しいです。

保管に必要なコスト

・紙のTCG
　小さいとは言え、保管場所が必要です。
また、前述の通り、スリーブ等の出費があります。
カードだけでは厚みはそれほどでもないのです。
高額のカードを保護するため硬質ケースやアクリルフレーム等を使うと、馬鹿にならないサイズになります。

・NFTカード
　アカウントの中で管理されます。
場所も、追加のコストもありません。

コレクションとして愛でる

・紙のTCG
コレクションファイル等に、自分の好きなように並べて入れる事ができます。
また、レリーフ加工のように、立体感のあるカードはデジタルでは再現できないです。
コレクションを飾るには、専用の商品を購入する必要があります。
カードは日焼けしてしまうので、UVカットの商品を購入する必要があります。

・NFTカード
　デジタルアートフレーム等を購入することで、部屋に飾れます。
この際に、日焼け等を気にしなくて良いのが利点ですね。

私はコレクションを整理したり眺める時間を、大切にしています。
そういった点で、実物である紙のカードが大好きです。

資産としての比較

資産価値が高くなった時の、保護方法に違いがあります。

・紙のTCG
　紙のカードは、資産価値が高くなったら盗難の対策をすべきです。
金庫の設置や貸金庫・ホームセキュリティの導入等を検討する必要があるということです。
　個人的には、資産価値の1％以内のコストであれば、毎年支払う事をオススメします。
例：貸金庫の年間コストが2万円だとすれば、200万円以上も実物資産は貸金庫に預けるという事です。
貴金属等とまとめて預けてもいいですね。

参考に、ポケモンカードを中心に扱っている私のブログをご紹介します。
【実物資産防衛】ポケカを守る5つの方法【コレクター必見】

・NFTカード
　アカウントのパスワードを気を付ける程度で済みます。
資産を守るという点で、NFTは非常に強固です。