巣鴨に寄る用事があったのでついでにラーメンを食べることにしました。
サクッと調べてみたところ1月4日にも関わらず人気な生姜ラーメン屋さんが営業している模様。開店ちょうどの時間帯を狙い巣鴨駅の南口を出てさっそく向かいます。
JR巣鴨駅から歩いて4分程度の行程だというのに途中難関が待ち受けていました…
「おせちもいいけどカレーもね」なんて空耳まで聞こえてきます…
そう、デブにとってカレーは飲み物。食前酒代わりに寄りたくなる欲求をなんとか抑え込んで通り過ぎたものの…今度はラーメン屋手前の交差点からおかしな光景が目に飛び込んできます。
「アレまさか行列?いやきっと年始のバーゲンをやっている店があるんだよね」と自分に言い聞かせながらお店に近付いていきます
結局一巡目には入れずに30分ほど待って生姜が芳る店内に入るとこんな貼り紙が
スタンプカードのシステムについて。
・スタンプを5個貯めて頂きますと、その後ずっとお店が潰れて消滅して僕が無職になるまでは永遠に、[生姜増し]が無料でできます。
・10個貯めて頂き、2枚目になりますと[Ginger member]という、なりたくもないメンバーに勝手に命名されます。
毎回、以下からお好きな2品が無料で強制的にトッピングされるようになります。
(2品は一応、ご自身で選ぶことができます。)
生姜増し・バター・ほうれん草・生卵・味玉・チャーシュー1枚
このサービスは店の事情により、突然終了することも御座いますので、ご了承ください。
「スタンプ5個で既に強制生姜増しなのに更に生姜増しが選択肢にあるのかよ…」とか「生卵と味玉のダブル卵とかもありなのかよ…」とか屈折した考えが頭の中に浮かびますが自分の中で勝手にこの店は生姜と卵推しのお店と決めつけ、お隣を見ると今度は…
最初に生姜マンから良い子の皆さまへお願い
生姜が丼の下に溜まる仕掛けになっております。最初から生姜を強烈に感じたい方は下から生姜をかき混ぜながらお召し上がりください。
生姜天国です。
ジンジャーヘブンです。
「お願いでないしそれ以前に生姜マンって誰だよ…」と思っているところで入り口のポスターを思い出しました
さてそんなどうでもよい考えに耽っているとお目当てのラーメンが着丼します。チャーシューらぁめん(醤油)です。
国産大豆醤油・たまり醤油・蜂蜜を使用した深い味わいの醤油ダレに豚と鯖・鰹をブレンドしラードでコクを出した清湯スープの組み合わせらしいのですがバカ舌の自分にはよく分かりません。しかしこれだけは分かる
一杯に5グラム以上使用してるとの高知県産生姜が良い働きをしています。
そして麺は北海道産小麦粉の全粒粉入り。中太麺は茹でる前にしっかりと揉んで固めた状態で少し置いておくことでこの縮れが生まれるんですね。
麺の食感と味はどストライク!さらに麺の縮れに生姜の効いたスープが絡み堪らなく美味しくいただけます。具・汁・麺が素晴らしい(好みな)ハーモニーを奏で生姜効果で身体も温まるラーメン。お店の洒落っ気(?)といいサービスといい是非とも近くにあって欲しいラーメン屋さんでした。
店名:らぁめん 生姜は文化。
住所:東京都文京区本駒込6-6-2 沢谷ビル1F
営業時間:11:00〜15:00、17:00〜21:00
定休日:なし