鬼滅の刃がいよいよ遊郭編に入りました。
初回は1時間枠で放送されましたが鬼舞辻無惨のパワハラ上司ぶりが話題になっています。
記事より抜粋
「優しい子なんですよ」「私の後は、あの子に継がせますよ」。身なりのいい夫婦が褒める義理の息子は、別室で本を手に調べ物をしていた。そこに上弦の鬼・猗窩座(あかざ)が現れ、「ご報告に参りました」と平服する。この少年こそ、鬼殺隊が滅殺しようとする鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)だった。 猗窩座は「“青い彼岸花”は見つかりませんでした」と報告。「で?」と問いかける無残に、「無残様のご期待に応えられるよう、これからも尽力いたします。ご命令通り、柱の1人は始末して参りましたので、ご安心くださいますよう」と返す。すると空気が一変。無惨が「お前は何か思い違いをしているようだ」と指を向けると、猗窩座の全身に筋が浮き上がり、口から血が滴り落ちる。「たかが柱。それを始末したから何だというのか? 鬼が人間に勝つのは当然のことだろう。私の望みは鬼殺隊の殲滅。1人残らず叩き殺して、2度と私の視界に入らせないこと。複雑な事ではないはずだ。それなのに未だ叶わぬ…どういうことなんだ?」と詰問。 続けて本を破り捨てると、「お前は得意げに柱を殺したと報告するが、あの場にはまだ3人の鬼狩りがいた。なぜ始末して来なかった? わざわざ近くにいたお前を向かわせたのに…猗窩座、猗窩座、猗窩座!!」とたたみかける。
猗窩座は平伏したまま体を震わせ、目、鼻、口から血を流し続けていたが、「お前には失望した。まさか柱でもない剣士から一撃を受けるとは。“上弦の参”も堕ちたものだな。下がれ」と言われ、一礼するとその場から去る。
かなり無茶苦茶なことを言ってますね。
命令通り柱の1人は始末して参りましたのでと言っただけで得意げに報告したとなるのが酷いです。
逆にどう報告すればいいのでしょう?
柱の1人は始末しましたが鬼殺隊の3人を殺せませんでした。申し訳ありません…と言わないといけなかったのでしょうか?
それはそれで物凄く責められるのが目に見えてますし、どちらにしても逃げ道はありませんね…
一番衝撃的だったのは下弦の伍である累が富岡義勇に瞬殺された後、残る下弦の鬼達を招集したパワハラ会議です。
以下がそのパワハラ会議のやり取りです。
※『』は心の声
釜鵺『あの女の血鬼術か?あの女を中心に空間が歪んでいるようだ。』
釜鵺『十二鬼月の下弦のみ集められている。こんなことは初めてだぞ。下弦の伍はまだ来てない。』
釜鵺『移動した!!また血鬼術!!』
釜鵺『何なんだこの女は 誰だ?』
無惨「頭を垂れて蹲(つくば)え。平伏せよ。」
釜鵺『無惨様だ…無惨様の声。』
釜鵺『わからなかった。姿も気配も以前と違う。凄まじい精度の擬態。』
零余子「も、申し訳ございません。お姿も気配も異なっていらしたので…。」
無惨「誰が喋って良いと言った?貴様共のくだらぬ意思で物を言うな。私に聞かれたことのみ答えよ。」
無惨「累が殺された。下弦の伍だ。」
無惨「私が問いたいのは1つのみ。『何故に下弦の鬼はそれ程まで弱いのか』」
無惨「十二鬼月に数えられたからと言って終わりではない。そこから始まりだ。より人を喰らいより強くなり私の役に立つための始まり。ここ百年余り十二鬼月の上弦は顔ぶれが変わらない。鬼狩りの柱共を葬ってきたのは常に上弦の鬼たちだ。しかし下弦はどうか?何度入れ替わった?」
釜鵺『そんなことを俺たちに言われても…』
無惨「”そんなことを俺たちに言われても”何だ?言ってみろ!」
釜鵺『思考が読めるのか? まずい…』
無惨「何がまずい?言ってみろ!」
釜鵺「お許しくださいませ…鬼舞辻様どうか…」
釜鵺「どうかお慈悲を…」
釜鵺「申し訳ありません。申し訳ありません。申し訳…」
釜鵺「ギャッ」
無惨の肉塊「ゲェフッ」下弦の陸.釜鵺 無惨に喰われて死亡!!
病葉『なんでこんなことに?殺されるのか?せっかく十二鬼月になれたのに』
病葉『なぜだ…なぜだ…俺はこれからもっと…もっと…』
無残「私よりも鬼狩りの方が怖いか。」
零余子「いいえ!」
無残「お前はいつも鬼狩りの柱と遭遇した場合逃亡しようと思っているな。」
零余子「いいえ、思っていません!私は貴方様のために命をかけて戦います。」
無残「…お前は私が言うことを否定するのか?」下弦の肆.零余子 無惨に噛み砕かれ死亡!
病葉『だめだ…お終いだ…思考は読まれ、肯定しても否定しても殺される…戦って勝てるはずもない…逃げるしかない!!』
魘夢『愚かだなぁ』
病葉『何とか逃げきれ…何とか…』
無残「もはや十二鬼月は上弦のみで良いと思っている。下弦の鬼は解体する」
轆轤「!!」
病葉「!?」
病葉『やられている?そんな…琵琶の女の能力か?いや、琵琶の音はしなかった…!ぐううなぜだ体を再生できない!!』下弦の参.病葉も死亡
無残「最期に何か言い残すことは?」
轆轤「私はまだお役に立てます。もう少しだけ御猶予を戴けるのならば」
轆轤「必ずお役に」
無残「具体的にどれほどの猶予を?お前はどのような役に立てる?今のお前の力でどれ程のことができる?」
轆轤「血を…!!貴方様の血を分けて戴ければ私は必ず”血に順応”してみせます。より強力な鬼となり戦います。」
無残「なぜ私がお前の指図で血を与えねばならんのだ。甚だ図々しい身の程を弁えろ。」
轆轤「…違います!!違います!!私は」
無残「黙れ、何も違わない。私は何も間違えない!」
無残「全ての決定権は私に有り、私の言うことは絶対である!お前に拒否する権利はない。私が”正しい”と言った事が”正しい”のだ!
お前は私に指図した!死に値する!!」下弦の弐.轆轤も処刑される!!
無残「最期に言い残すことは?」
病葉『こいつも殺される。この方の気分次第で全て決まる。俺はもう死ぬ…。』(まだ生きてる病葉ですが死は確定しています。)
魘夢「ほう…」
魘夢「そうですね。」
魘夢「私は夢見心地で御座います。貴方様直々に手を下して戴けること…他の鬼たちの断末魔を聞けて楽しかった〜幸せでした〜人の不幸や苦しみを見るのが大好きなので。夢に見るほど好きなので…私を最後まで残してくださってありがとう。」
無残「…」
魘夢「ガア ァッ ア ア”」
無残「気に入った。私の血をふんだんに分けてやろう!ただしお前は、血の量に耐えきれず死ぬかもしれない。」
魘夢「ガハッ」
無残「だが”順応”できたならば、さらなる強さを手に入れるだろう。」
無残「そして私の役に立て、鬼狩りの柱を殺せ。」
魘夢「ゴフッ ゲホッ」
無残「耳に花札のような飾りをつけた鬼狩りを殺せば、もっと血を分けてやる」
魘夢「うぐうううう」
魘夢「ううううう」
魘夢『何だ?何が見える』
魘夢『無惨様の血と共に流れ込んでくる。』
魘夢「うふ、うふふ」
魘夢「柱と、この子供を殺せえばもっと血を戴ける…」
魘夢「夢心地だ……!!」
無茶苦茶なことを言われて心の中で『そんなことを俺達に言われても』と思っただけで処刑された下弦の陸.釜鵺(心の中まで読まれてそれで処刑されるって恐ろしすぎます!)
鬼狩りの柱に会ったらいつも逃亡しようと思ってるな?と聞かれてそれを否定し、「私は貴方様のためなら命をかけて戦います!」と言ったのに「お前は私の言うことを否定するのか?」とキレられて処刑された下弦の肆.零余子(最も理不尽な殺され方です。)
否定しても肯定しても処刑される、戦っても勝てないと悟り逃亡しようとして一歩も動いてない無惨に処刑された下弦の参.病葉(悲惨ですね…)
あなた様の血を分け与えて貰えたら更に強くなってお役に立てると言ったら「お前は私に指図するのか!!」とキレられて処刑された下弦の弐.轆轤(確かに血を分け与えられると強くなるので言ってることは正論なんですけどね。)
生き延びたのは処刑されることを受け入れて「他の鬼達の断末魔を聞けて幸せ!人の不幸を見るのが好きなので!」と言った下弦の壱.魘夢でした。
すべてを受け入れて殺されることにすら感謝する姿勢が唯一最悪のパワハラ上司無惨に気に入られたわけです。
しかし本当に鬼達にしてみれば恐ろしすぎる上司鬼舞辻無惨です!
煉獄杏寿郎を殺害した猗窩座を怯えさせる鬼舞辻無惨のラスボスとしての強さは半端ないです!!
能書きだけ垂れててあっさり1分で片付けられる仮面ライダーのショッカー首領、デストロン首領、創世王、クライシス皇帝達とは違って鬼舞辻無惨は本当に強いです。
遊郭編は始まったばかり!!これからの展開が楽しみですね!!