人間は、いつか必ず死ぬ。
死んだ後にいくところは、無である。
死んだ者は、生き返らない。
マンガ「デスノート(12巻)」に登場する最後の女性
誰なのか
今更ながら、気になって仕方ないので考察してみる
「デスノート」は、「週刊少年ジャンプ」で連載されていた、大場つぐみ先生と小畑健先生がタッグを組んで生み出した作品
#頭脳派主人公
#が出てくるマンガとして語られることが多い
作者は、”あくまでエンタメ”として描いていることを明かしている
しかし、世界ではデスノートにまつわる事件、騒動が多い
・中国では子どもの人格形成への影響を理由にデスノート関連グッズや
DVDを没収すると発表(2007)
・ベルギーでは切断された遺体の一部とともに
「WATASHI WA KIRA DESS(私はキラです)」
と書かれたメモが発見された。
3年後、デスノートファンの男性が逮捕された(2007)
・産経新聞北京支局の記者が、デスノートに名前を
書かれた者が死ぬさまをネットのプライバシー暴露による
安易な社会的な死にたとえている(2008年)
・ロシアでは17歳の少女が飛び降り自殺した際、
部屋の中からデスノートを模したノートが発見された。
これを機に、父母団体が「子供に死への興味を煽る」など
として同書の発禁を求め、プーチン大統領へ直訴
さて、本題
デスノート最終話で祈りを捧げる女性がいる
彼女は誰なのか
順番に可能性を考察する
ネット上では、ミサミサだと感じた読者が半数以上
それもそのハズ
彼女は夜神月の最大の協力者であり、超重要人物
しかし、Lとの決着以降、ミサミサはほとんど姿を現していない
このセリフからもわかる通り、月の後を追ったとされている
※アニメ版最終回では、ビルの屋上の柵の向こう側にたたずむ様子が描かれている
つまりそういうこと👼
なので、ミサミサ 説はない
夜神月の妹、夜神粧裕
可能性としてなくはない
しかし、登場回数も少なく、妹である彼女を最後に登場させる根拠がない
なので、夜神粧裕 説もない
#デスノート最大の被害者
恋人であるレイ・ペンバーを殺されていること、
また、直接の描写はないものの、彼女もキラの手にかかっている
このため、南空ナオミ 説もない
もっとも濃厚とされているのが”弱者の象徴”という説
この説が後押しされる理由は、山に登る人々にある
キラを神とあがめる人々は、
赤ん坊を抱えた女性や子供、老人のみで構成されていることがわかる
恐らくだが、このコマは、キラによって何かしらの
かたちで救済された"弱者"を表現していのではないだろうか?
その弱者のなかのひとり、
夜、神と信じるキラを想い、月に願いを捧げている彼女こそが”弱者の象徴”なのである
このシーンで主人公、夜神月という名前の伏線まで完璧に回収するデスノート、
名作中の名作である
#「新世界の神になる」
# 夜神月の死後に実現
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#大場つぐみ先生×小畑健先生の
#新作「プラチナエンド」も紹介