警察24時のような警察特番を見ていても、街のお巡りさんを見ていても、警察官は一人で行動していません。
喧嘩やトラブルがあれば応援を呼んで大勢の警察官で取り囲む。
その理由は、
『一人より大勢で戦った方が負けない。怪我をしない』
という意味合いが強くあります。
何故そうしなければならないのかの説明は別の記事に譲るとして、ともかく、このことから
「警察官弱い。臆病」
と罵る人もいます。
では、普段大勢で取り囲むようにする警察官が、もしも1人で戦う事になった場合。
それはどの程度の強さなのでしょうか?
今回は
「警察官一人の強さはどのくらいなんだろう?」
この事に興味のある貴方向けの記事となっています。
この記事を読む事で、近所の交番にいるお巡りさんの強さが分かります。
「頼りないなぁ~」
思っていたお巡りさんを見直すキッカケになります。
なお、警察官の強さは幾つかに分けないと説明が難しいので、今回は
『柔道編』
として話を進めて行きます。
その他の強さ
『ルールなし編』(作成予定)
も是非一読下さい。
そこで今回お話する内容は次の5点。
◎、警察官内部での強さ階級
◎、一般警察官
◎、強め警察官
◎、術科指導員
◎、特錬
となっています。
それでは警察官一人の強さがどのくらいなのか、詳しく見て行きましょう!
一言で
『警察官』
と言っても全国に約26万人近くいます。
(地方公務員の警察官限定)
正直なところ、個人の戦闘力はピンキリです。
そこで警察官の強さごとに階級を作りました。
それぞれの階級に位置する警察官がどの程度の強さなのかを見て行く形にします。
今回は分けた階級は全部で4階級。
弱い方から
①、一般警察官
②、強めの警察官
③、術科指導員
④、特錬
としました。
それぞれの階級について更に詳しく見て行く前に、警察官の名誉の為に言っておきます。
今回はあくまでも
『柔道限定』
の強さです。
警察官は他にも戦闘訓練や武器を扱う訓練等も行っていますので、
『柔道が弱い=戦闘力が弱い』
という事ではありません。
その上で、では警察官個人の強さを更に詳しく見て行きましょう!
結論:『中学生並』
この階級はどこにでもいる普通の警察官のことです。
警察官になるまで柔道経験はなし。
柔道の訓練と言ったら警察学校の必修授業でやったくらい。
「一応初段を持っています」
という程度です。
私から言わせると正直、柔道の熟練度は小学生並です。
警察学校での柔道訓練はスポーツ少年団の練習程度ですので。
ただし、彼らはその他の体力訓練をかなりこなしています。
そのため、柔道の熟練度は低くても、体力面や筋力面で毎日柔道の練習に励んでいる中学2~3年生と互角に戦えるレベルになっています。
この強さを柔道経験のない世間一般の人と比べると、
『素人では太刀打ちできない。同体形相手なら10回戦ったら10回勝つ』
概ねこのくらいの強さです。
これを聞くと、警察官というより、毎日必死に部活を頑張っている中学生が凄く感じますね。
結論:『高校生並』
先ほどの一般警察官は、警察官になって初めて柔道をやった人達です。
しかし、中には警察官になる前から部活で柔道をやっていた人もいます。
そのような人達を
『強め警察官』
としました。
やはり、限られた時間の中だけで初心者が訓練しただけの一般警察官と、部活動としてミッチリやってきた経験者とでは強さに大きな差があります。
経験者ですので、この階級の人達は最初から
『初段~二段』
です。
「中学3年間ミッチリ部活に励んでいました。」
又は
「高校でも柔道をやっていました。」
というくらいの強さです。
この強さを柔道経験のない世間一般の人と比べると、
『体格差がかなりあっても、素人では太刀打ちできない。』
概ねこのくらいの強さです。
結論:『全国大会出場レベル』
術科指導員とは、一般警察官や強め警察官を鍛え上げる立場の警察官になります。
実際に任命され、辞令を受けます。
規模にもよりますが、警察署に数名しかいません。
強ければ若くても任命されますので、
『交番のお巡りさんが実は術科指導員だった!』
ということもあります。
段位は
『3段以上』
です。
指導員に任命される警察官は、高校や大学で全国大会出場経験者も多くいます。
この強さを柔道経験のない世間一般の人と比べると、
『腕1本しか使わないハンデを付けても、体格差が物凄くあっても、素人では太刀打ちできない。』
『下手をしたら素人では命を落とす』
概ねこのくらいの強さです。
結論:『日本柔道界のトップランカー』
指導員級の警察官の中でも、特に柔道が強い警察官が選抜され、柔道を鍛え上げることが仕事となっている機動隊員です。
機動隊の所属になるので、警察署にはいません。
年齢等により限界を迎え、特錬を引退した警察官は警察署で術科指導員をしていることはあります。
指導員でも歯が立たないレベルの強さを誇ります。
普通に柔道雑誌に掲載されるような選手ばかりです。
段位は
『4段以上』
になります。
国体出場経験があったり、中にはオリンピック候補選手だった人がいることもあります。
この強さを柔道経験のない世間一般の人と比べると、
『あまりにも能力差がありすぎて表現不能』
『素人ではまぐれ・奇跡が起きても歯が立たない』
概ねこのくらいの強さです。
警察官の中だけでも強さにかなりの差がある事が分かりますよね。
見た目はとても童顔で、小柄で弱そうなのに、術科指導員なんて警察官も実際にいますので、下手に挑発的な態度はしない方が身のためだと思います。
それでは最後に
『警察官が一人で戦ったらどのくらいの強さなの?『柔道編』』
についてまとめて終わりにします。
警察官内部での強さは
◎、一般警察官
◎、強め警察官
◎、術科指導員
◎、特錬
と階級分けする事が出来る。
一般警察官の強さは
『柔道部の中学生並』
『初段』
強め警察官の強さは
『柔道部の高校生並』
『初段~二段』
術科指導員の強さは
『高校・大学柔道部の全国大会出場並』
『三段以上』
特錬の強さは
『日本柔道界のトップランカー』
『四段以上』
今回の『柔道編』の記事が少しでも面白いと思って頂けたなら
『ルールなし編』(作成予定)
もお楽しみに!
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