「最近足のむくみがとれない」「顔がよくむくむ」という人はいませんか。長時間椅子に座っていたりするといつの間にか足がパンパンになっていたりします。そんなむくみの味方になってくれるのが「利尿作用を含めたお茶」です。利尿作用とは、尿量を増やして体の余分な水分を排出する作用のことをいいます。
毎日の健康のために欠かさずにお茶を飲んでいたら顔がすっきりした、という人も中にはいるようです。歳を重ねて血管が細くなると水や血の巡りが悪くなりますし足や顔だけでなくお腹に液体がたまったり胸膜腔に液体がたまったりもします。
お茶を毎日飲むことで利尿作用を活用してすっきりした身体を目指しましょう。利尿作用のある5つのお茶についてご紹介します。
夏の飲み物の代表と言えば「麦茶!」ですね。利尿作用のあるお茶のひとつは麦茶です。飲みやすくて子供から大人まで長年愛され続けているお茶です。朝起きた時にコップいっぱいのお水を飲むと腸の動きが活発になっていいとされています。これを麦茶に置き換えてもいいかもしれませんね。
麦茶には体のほてりを鎮める作用や胃腸の働きをととのえる作用、夏バテ、むくみ、膀胱炎(ぼうこうえん)の改善にも働きをします。まさに夏にもってこいのお茶なのです。ですが、あまりも冷えた麦茶を飲めば腸の動きが悪くなったり下痢になりやすくなりますので気をつけましょう。
利尿作用のあるお茶のひとつはほうじ茶です。芳醇な香ばしい香りで思わずほうじ茶の香りを嗅ぐとほっとしますね。ほうじ茶はカフェインが少ないのが特徴的です。含まれているカテキンの働きによって、高血圧の抑制や血中コレステロールの調節や血圧・動脈硬化の調節などの作用もあります。
糖尿病などの予防・改善にも効果が期待できます。肝臓や筋肉の脂肪消化酵素を活性化させて脂肪を減らす効果があるのでダイエットにも向いているお茶と言えます。ダイエットをしようとほうじ茶を始めてガブガブ飲むというよりは気兼ねなく続けてみようかなというような感じがいいかもしれません。
利尿作用のあるお茶のひとつ代表的なものと言えば「黒豆茶」です。生活習慣病改善やダイエットにもこの黒豆茶がとてもいいと評判になっています。また、黒豆が美肌効果にもいいとされ、女性に人気のお茶となっています。
黒豆に含まれるイソフラボンの効能で尿の排出を促すだけでなく便秘解消や不要物を便として排出してくれますのでデトックス効果が期待できます。「体が重いな」と感じたり、「デトックスしたいな」と思ったときは一食置き換えや、一日断食などの際に黒豆茶を飲んでみるとよりデトックス効果を感じられるようになるでしょう。
出来るだけリラックス出来る環境で、匂いや周りの環境に身を置いて感じる事に意識を集中するとより効果が期待できますよ。
利尿作用のあるお茶で人気のひとつと言えば「ゴーヤ茶」です。「確かに効果がある!」と絶大な人気を誇るお茶です。利尿作用の他にも高血圧の方にもおすすめのようです。また、ゴーヤ茶に含まれるリノール酸というものが脂肪燃焼効果を引き出してくれますので、ダイエット効果にも期待ができますよ。
運動したりする時間が中々とれない人はゴーヤ茶ダイエット始めてみませんか。一息つく事でダイエットになるならやってみようかな、と思えた人は今すぐ始めてみましょう。
利尿作用のあるお茶のひとつの中に「たんぽぽ茶」があげられます。たんぽぽ茶が他のお茶と違っている効能と言えば「性ホルモンのバランスを整える」事があげられます。特に生理不順や不妊治療のサポートとして期待できるお茶でしょう。お花が好きな人は同時に癒しを感じる事が出来るので副交感神経が刺激されてリラックス効果も同時に得ることが出来るでしょう。
母乳を出やすくする効能や母乳の質をよくする効果があるため妊娠中の妊婦さんや赤ちゃんを母乳で育てるママにはおすすめのお茶です。また、妊婦さんになったお友達にプレゼントするにも持ってこいのお茶でしょう。また、たんぽぽの葉や茎には胃の働きを活発にする働きのあるものが含まれているため、胃もたれや食欲不振、消化不良が気になる人にはおすすめです。
長旅でお茶をごくごく飲んでは中々旅を楽しむ事が出来ないかもしれませんが、宿泊する場所などでゆっくりとお茶を飲めば長旅で疲れて水がたまりむくんだ足にも効果があるかもしれません。
一度口にはいった水は半年前のものとよく言われますが、だからこそ飲むもの、食べるものに気を使って行きたいですね。また、お腹を温めていると腸内が活発に働き便通も良くなりますので温かくしてお茶を飲むようにしましょう。
利尿作用のある5つのお茶で健康的に!
・麦茶
・ほうじ茶
・黒豆茶
・ゴーヤ茶
・たんぽぽ茶
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