こんにちは、yottaです。
今回の記事はブロックチェーンゲームの中でも最近特に話題のTitan Hunters (タイタンハンターズ)をプレイした記録になります!
投入金額と原資回収までの道のり、さらに気になる税金についてまとめてみました。
Titan HuntersはBSC(バイナンススマートチェーン)上のアクションシューティングゲームです。仮想通貨TITAを使ってNFT装備を買ったり、ゲームプレイで得た装備をNFT化することができ、NFT装備を身に着けてプレイすると、ゲーム内でG-TITAというゲーム内通貨が稼げます。G-TITAはclaim(クレーム)することでTITAに変換できるので、仮想通貨市場で売却することも可能です。プレイサイクルとしては、TITAを用意してNFT装備に投資し、ゲームプレイで得たG-TITAをクレームでTITAに変換して、さらに強い装備のNFT化に使ったり、市場で売却したりする。という流れになります。
私がTitan Huntersを始めたのは4/29。まず 0.544 ETH で 12,342 TITAを買いました。このときのレートは 16.1円/TITA だったので、約20万円分になります。
すぐに 4,200 TITAを使って Infinity Chest を購入。NFT装備を9個入手しました(これは悪手だったらしい)。幸い装備箇所の被りがほぼなく、6つのNFTを装備することができました。
そしてゲームをプレイすること1日、レア装備のガチャを回していると初のレア武器(ピストル)をGET! これを 800 TITAで NFT化することにしました。その結果、G-TITAの入手効率を決めるドロップ率は21.6%に。
そしてここから Play to Earn の日々が始まります。しかし、そのとき何気なくTITAの市場価格を見てみると、なんと 21.2円/TITAまで上がっていました(!)(5/1時点)
Titan Huntersが話題になったことでTITA相場が上がってきていたのです。急騰は売り。私は株式投資の経験で得た教訓に従い、残りの 7,342 TITAを全額売り、0.43 ETHに換えました。最初の投資額は 0.544 ETHなので、差引き 0.114 ETH(4/29のレートで約42,000円)が実際の投資額になります。チェストの購入とNFT化に使った 5,000 TITAを 16.1円/TITAで換算した 80,500円と比べると、4万円近くも安く買えたことになります。
ここから原資回収に向けたPlay to Earnになるのですが、ドロップ率 21.6%の場合、レジェンダリーボスを1体倒すと概算で 20 (固定値) + (21.6 x 2) = 63.2 G-TITAが手に入ります。レジェンダリーボスとの遭遇率は体感で1/10程度。プレイ時間にもよりますが、1日の稼ぎは 500-600 G-TITAほどになりました。ただ、周回ゲーは作業感がツラい…
クリスペ繋がりでTitan仲間の白日さんにスカラーをしてもらったときは、1日に 1,000 G-TITA近くを稼いでもらいました。ただ、NFTを持っているなら雇われるより自分のキャラでジェム消費して周回したほうが効率が良いことが分かり、スカラーは敢え無く中止に。ジェムはどんどん使った方が良いことが分かったので、ここでジェムを$99.99で購入しました。
空き時間を見つけては周回し、5/7の時点で 4,000 G-TITAを超えたので、満を持して 4,400 TITAをクレーム! …したもののアクセス過多で繋がらず失敗。
5/10にようやくクレームに成功し、4,312 TITAが手に入りました。このときのTITAレートは 15.8円/TITA。速攻でETHに換え、0.219 ETHをゲット。投資した 0.114 ETHを無事回収して 0.105 ETHのプラス。ジェム購入費の約13,000円を含め原資回収できました。
5/19時点のレート(251,000円/ETH)で計算すると 0.105 ETH = 26,355円。ゲーム内には次回クレーム可能な 5000 G-TITAも貯まってるし、これからはPlayすればするほどプラスになる!
……いや、待てよ…そういえば最近仮想通貨が下がってるよな…。最初の投資額 0.544 ETHはTitanを始めた4/29のレート(365,000円/ETH)で計算すると198,560円。それに対して今持ってる 0.649 ETHは今日5/19のレート(251,000円/ETH)で計算すると……162,899円(!)
Titanやらずに4/29に全額ドル(または円)に換えてた方が良かった…(円建てで考えた場合)
ETH下落許せん…。
まぁ、TITAもあるし(クレームできれば)、NFTもあるからまだこれからも稼げる(はず)。ETHの価格も戻ってくるでしょう(願望)。
というわけで、これからもTitan生活はゆっくり続けていくつもりです。ただ、プレイする時間が限られているので公式Discordでスカラーを雇おうかと考え中です。
…
…
そうでした、ゲームといえどもEarnには税金がかかってきます。できれば計算したくないですが、計算しておかないと後で泣きを見ることになります。
もう一度流れをおさらいします。
(1) 4/29 0.544 ETH → 12,342 TITA
(2) 4/29 4,200 TITA でチェスト購入
(3) 4/30 800 TITA でレア武器をNFT化
(4) 5/1 残った 7,342 TITA → 0.43 ETH
(5) 5/10 4,312 TITAをクレーム
(6) 5/11 4,312 TITA → 0.219 ETH
税金の発生ポイントを順に見ていきます。
まず、(1)ではETHの売却益に対して税がかかります。例えばETHの購入価格が300,000円だった場合、365,000円でETHを売ったことになるので、売却益の 65,000 x 0.544 = 35,360円に対して税金がかかります。今回は話を簡単にするため、円→ETH→TITAと同レートで購入したことにして、ここでかかる税金はゼロとします。(実際はもっと高レートで買っているので売却損が発生しています)
次に(2)と(3)ではTITAを使って物・サービスを購入しているので税金が発生するポイントになりますが、チェストやNFT化の価格が円建てではなくTITA建てで決まっている価格なので、TITAの価格変動による損益対象にはなりません。そのため、ここでは税金はかからないと考えます。(間違えいてたらご指摘下さい。汗)
TITA建てでもTITAのレートが購入時より上がっていれば、値上がり分に対して税がかかってくるのではないかというご意見をいただきました。正確なところは専門家の方にお問い合わせ下さい。(2022.5.23追記)
(4)では 7,342 TITAの売却益に対して税金がかかります。売却益 =(売却価格)-(取得価格)= (7,342 x 21.2) - (7,342 x 16.1) = 37,591円 なので、37,591円に対して所得税がかかります。
(5)のクレームも課税の対象です。TITAは既に市場価格が付いているので、クレーム時のレートで計算して、4,312 x 15.1円 = 65,111円が課税対象額です。
(6)では 4,312 TITAの売却益に対して課税されます。この日のレートは 15.8円/TITA なので、先ほどと同様に、売却益 =(売却価格)-(取得価格)= (4,312 x 15.8) - (4,312 x 15.1) = 3,018円となり、3,018円に対して課税されます。
以上、課税対象額を合計すると、37,591 + 65,111 + 3,018 = 105,720円
つまり、105,720円 x (税率) の税金を支払わないといけません。雑所得は総合課税なので、その年の課税所得にもよりますが、税率10%なら 10,572円、20%なら 21,144円の税額になります。
…、いや、これじゃプラスになった分がほとんど税金で取られるじゃないかと思いますが、大丈夫です。雑所得は20万円までは非課税なので、利益を20万円までに抑えれば税金を支払う必要はありません。(所得税はかかりませんが、住民税はかかってくるのでご注意下さい。2022.5.23追記)
と言うわけで、Titan Huntersのプレイ記録と税金計算のお話でした。皆さんの場合はいかがでしょうか? できれば税のことなんて気にならなくなるくらいPlay to Earnしたいものですね。私はスカラーも活用しつつ、しばらくはTitanを楽しんでいきたいと思います。
それと宣伝になりますが、私のいち押しの国産ブロックチェーンゲーム、クリプトスペルズ(クリスペ)も最高に面白いゲームなので、Titanからブロックチェーンゲームを始めたという方はぜひ一度遊んでみて下さい! めちゃハマります!!
最後に、仮想通貨の税制が早く改善されることを祈りつつ…
最後まで読んで下さりありがとうございました!