こんにちは!きっちん木村です!
先日、Fukizawacre8さんがすたーとあっぷきっちんの紹介動画を作ってくださいました!
ありがたやー!ありがとうございます!
ご覧頂ければなんとなくイメージつかんで頂けるかなぁと思うのですが、想いをしたためてみました。
すたーとあっぷきっちんは、きっちん木村自身が欲しくて作った、”あなたの夢、食の小商いをサポートするレンタルキッチン”です。
「お菓子・パンを作ることが得意で販売してみたい!でも、作る工房がない」
「将来的に自分のお店を開きたい!まずはマルシェやケータリングで腕試しがしたい!」
しかし…
「保健所の営業許可を取得した厨房」がなくて諦めてはいませんか?
・飲食店営業許可・菓子製造業許可を取得した厨房
・食品衛生責任者が設置されたレンタルキッチン
これらを兼ね備えた、東海エリア初のシェアキッチンです。
(始めた頃は、「世界初かなぁ」くらいに思っていました笑)
・マルシェへ出店できる
・出店販売のサポートが受けられる
・お菓子/パン/お料理の教室ができる
・企業の方の食のノベルティ作りができる
(今はご予約を受けることを減らしましたが、通常のレンタルルームとしてもご利用可能)
というコンセプトのキッチン部屋を、勢いで、マンションの一室に作りました。
大学では建築学を専攻し、卒業後は地元のハウスメーカーにお世話になったのですが、持病が発覚したためか体調を崩してしまいました。
ひとのからだは食べたものでできています。食についてきちんと学ぼうと思い、栄養士養成の専門学校へ入学しました。
実は入学前、社会人として働いていた頃から、大手料理教室のブレッドコースに通っていました。
というのも、本を見ながら自分で作ってみて、美味しく作れなかったから。
初めての手ごねのパン作りに夢中になり、基礎クラスは3ヶ月ほどで修了し、マスタークラスも最短期間の半年で修了しました。
ライセンスも取得して自信をつけた頃に、お友達から「パン作りを教えて欲しい」と言われ、コワーキングスペースを借りてパン教室をすることに。
オーブンがなく、ガスコンロしかないコワーキングスペースで、フライパンで焼けるものをセレクトしていました。
どうせやるならと参加者の皆さんに個性を出して頂きたく思い、例えばごまやバジル、チーズなど混ぜ込む食材を持ってきて頂いたり、ナンを作る時にはお好みのカレーを持ち寄って皆で食べ比べをしたりと、ただ単に教わるだけではない、参加型の料理ワークショップを開催していました。
パンだけに留まらず、手打ちパスタ作り、クラフトビールの会、日本産ワインの会、燻製料理の会、オーガニックのグラノーラ作りなど、”Cooking Together -皆で作って、皆で食べるともっと美味しい!-”をコンセプトに、様々なテーマにチャレンジしていました。
料理ワークショップをやるうちに、「ワークショップに参加できない、遠く離れた方にも健康的で楽しい食を届けたい」と思うようになりました。
しかし、自宅で作ったパンやお菓子は、保健所の許可が下りないために販売できません。
(自宅でも、生活用と営業用、2箇所キッチンを作れば、保健所の許可がおりる場合があります)
保健所の営業許可を取得するには、「食品衛生責任者」という人に掛かる資格と、自宅とは別の、保健所の基準を満たした厨房施設が必要になります。
食品衛生責任者の資格は、一日講習を受ければ取得できます。ネックは、自宅とは別にもう一室構えねばならない、厨房施設の方です。
直前までシェアスペースにいたためか、「一人一部屋構えることが難しいなら、厨房をシェアすれば良いじゃないか」という発想に至りました。
それからは保健所に足繁く通う日々となりました。
シェアできる保健所の許可付きレンタルキッチンは前例がないと思っていた(のですが、実際には東京と千葉に一軒ずつあるようです)ので、そもそも可能なのか不可能なのか、解決すべき点は何なのか、注意すべき点は何なのかなど、ひとつひとつ確認して進めていきました。
保健所の基準を満たすためにはシンク2つと手洗い1つが条件となりますから、物件探しも難航し...ようやく、現状復帰なしで部屋を改造しても良いという大家さんに出会え、物件の契約、リフォーム工事に入っていきました。
最近、マルシェや朝市が本当に増えていて、そしていつも賑わっていますよね!
きっちんで作れば、手作りのお菓子やパン、ごはんの販売で出店することが出来ます!
あなたの手作りお菓子・パン・ごはんで、みんなに幸せを届けませんか?
ワークショップをしてみませんか?
“すたーとあっぷきっちん”で、あなたの夢、食の小商いを叶えましょう。
書いた人:きっちん木村