たまに
ある会社の社長の言葉を
思い出します。
その会社は、小売業、チェーン展開して成長を続け
そのとき、30店舗目前。
売り上げは順調に伸びてはいましたが。
社長の一言。
2店舗くらいの時が一番儲かったな、、、
店舗数は15倍になっても、
売り上げはどうでしょうか?
薄利の商売で、店舗数を増やせば利益が出る?
思うように、売り上げは伸びず
利益は増えません。
100店舗になれば、
また違った景色が見えていたかもしれません。
しかし、
この会社の適正規模は、2店舗だったのかと思います。
ただし、これは、この社長にとってです。
社長にとって
30店舗は、オーバーフローした状態だったのでしょう。
100店舗、1000店舗を視野に入れていれば
30店舗で、2店舗の時を振り返ることはしません。
この社長、この会社にとっては
2店舗が適正規模でした。
30店舗は重荷でしかなかったのです。
その後、この会社は、
とても大きな波に飲み込まれていきました。
その大きな波の企業にとって
適正規模は数千店舗。
見ているところが全く違います。
ビジネスの適正規模は社長に依存します。