マイクラレジェンズは一言で言えばピクミンです。
敵の名前はピグリンです、ええ、もうほぼ一緒ですね。
敵が原生生物ではなくピグリンで、
味方がピクミンではなくゾンビやスケルトン、ゴーレムで
主人公がオリマーではなく自由に動き回れるマイクラのキャラクターの
ピクミンはリアルタイムストラテジー、シミュレーション&軽アクション。
レジェンズもリアルタイムストラテジーですがアクション寄りというイメージ。
まぁもっともキャラクターがマイクラの主人公というだけでマイクラファンにはたまらない要素ですので、馬に跨り、剣を振い、ゴーレムを使役し、ゾンビまで仲間になるってスピンオフが面白くないハズがありません。
世に出した作品が評価された時、単発で終わるのはもったいない、幅の拡げ方はとても重要です。
その作品の品位が上がるか下がるか、期待値は評価の度合により比例して上がります。
最近でいえばフロントミッション1st(Switch)。
SE、イラスト、モーション…重要部分のほとんどに何らか問題があったように思います。
1st(SFC)を作ったのはジークラフト、販売はスクウェア。
SwitchはForever Entertainment(ポーランド)、販売も同社。
スクエニは噛んですらいません、権利を持っているだけです。
ご回答いただきましたところ、大変恐縮ではございますが、
『フロントミッション ザ・ファースト:リメイク』につきましては、
弊社より販売しているタイトルではございません。バグを報告した際のスクエニからのメール返信。
スクエニは1st~3ndまでのリメイク権をForever Entertainmentに許諾。
さらにリメイクの内容確認はしているらしい?のですが、SFCの時からパブリッシャーなだけなので、しょっぱめのSEやモーションなどの切なさを見ても内容に意見をするような企業的にも商品的にも思い入れはさほどないのかもしれません。
作りの粗さからフロントミッション1stの品位は下がり「買おうと悩んでいる人は買わない方がいい」という意見も出だし、失敗とまでは言いませんがそうした意見が散見されるのはスクエニとしてもリメイク会社としても、またニンテンドーとしてもメリットはありません。
さらに言えばリメイク権を許諾しているだけなので、IP(知的所有権)はスクエニにあります。
自身の保有する財産が減耗する可能性のある事案に対して共有する素振りもなく「知らない」。
その上でマイクラレジェンズを見てみると
新たなマイクラの楽しみ方の演出
アップデートでの追加要素のワクワク感
操作しやすいUI
など、子供でも十分に楽しめる仕上がりになっています。
システムはちょっと特殊なので初見で理解するのに時間がかかる場合もありますが、マイクラに慣れた人ならそう時間はかからないでしょう。
リメイクは濃密にプレイした人がいる拘りの強いコンテンツです、新しいことを求めているのではなく再現性や思い出補正を超える拡大・拡張性が必須です。
スピンオフは肩の力を抜いて楽しめるアナザーストーリーで、どれだけ元の作品と違いが出ても視点が違うので許容範囲の幅が広いのではないかと思います。
主観ではありますが、保有資産の評価を上げたい場合は再現や拡大よりも別視点。
元々あるものを伸ばすのは限度がありますが、新たに付与する部分に際限はありません。
いやぁ勉強になったなぁ。
ではでは。