普段ビールは飲まないのですが、三郷のお座敷ダイニングレストランQUESTのシェフに毎回お薦めされるので、ここに来ると必ずビールを頼むようになりました。
曰くこのビールは発売当初から星付きレストランに注目されており、それらの店でしか飲む事は出来ず、かつ仕入れのルートもかなり狭かった為「幻のビール」なんて言われる事も。
たまたま私の使っているカードの管理画面に「優待!」とポップアップで表示されていたのでなんとなく知っていましたが、ビールは自分からは飲まないので縁がありませんでした。それも2~3年前だった気がする。
今は[TAKANOME]という週1の販売でサイト更新後5分以内に必ず売り切れるという異様な人気の日本酒。これがある程度いつでも買えると。一本15,400円。ヒェッ
・
・・
・・・
そもそもこの日本初のラグジュアリービールというプロジェクトは、高級な店でビールを頼むとコイツ分かってないって扱いを受けるのがおかしいという疑問から誕生しているらしいので、「高級店以外で出す事自体LUXURYに繋がらない、高級ビールで日本を変えるんだ」という熱い物語があったらしいし話も聞きましたが、
ちなみに今はネットで買えるようです、今も店頭販売は一切していないとの事。
あひゃー
DHCってビールやってたんですね。オドロキ。
まず香ってきたのがバナナ、のような香りではなくバナナの香り。
飲むと軽く爽やか、エグみや違和感は一切なく、苦みもほとんどない。
蝦夷鹿肉やラム肉、ベーコンなど色んなお肉を頂いていたのですが、相性抜群。
料理もより美味しくなった気がするし、このビールも旨い、相乗効果がすごい。
シェフとの会話が楽しいし、
何より一緒に行った取引先の方との会話も弾んだ。
今回は私と取引先の方の家族で合わせて4名、会計は2万円ぐらい。
一人5,000円程ですが旦那さんが誕生日だったのでグラタン皿プリンケーキや↑のビールも含めての金額なので、イベント価格でこの価格。
良い時間をすごさせて頂きました。感謝。
贅沢とは、どれだけ良質な時間だったか否か。
高い価値は見る方向の問題であって個の視点からだけでは計る事は出来ません、なのでラグジュアリー的品質に「コレ」と言う定まったものは存在せず、流動的で感覚的なものなのかもしれません。
サービスとして得ようとするなら普通ではない非日常であれば高額になってしまいますが、自身が価値として認める「本質」を理解し共有する人が一人でも居ればそれは価値が高いと言えるのかもしれません。
使う時間が良質かどうかが重要なのではないか。
そんな風に思う今日この頃。
ではでは。