去年の5月(令和5年4月3日)から始まっていたオンラインでも法人の印鑑証明書が取れるサービス「かんたん登記申請」。
準備が終われば確かに申請自体は楽々です。
① かんたん登記申請サイトを開く
② 印鑑証明書・登記事項証明書の交付請求を選択
③ 登記・供託ネットのアカウントでログイン
④ 必要情報を入力
⑤ マイナポータルでQRコードを読込、認証する
⑥ 印紙代をネットバンキングなどで納付する
⑦ 終了、届くのを待つ
普通の申請に比べれば圧倒的に短時間で終わる事でしょう。
準備さえ済んでいれば。
まず利用するまでがややこしいのと様々な状況の方に対応している風で、全パターンの流れを一気に説明していて、どれが自分の状況なのか分かりにくいという地獄のスタート。
順を追って設定していきましょう。
まず最初の申請画面になかなかたどり着けない🤣
ホーム画面には色々な所から飛ばされるのですが、申請画面っぽくないのでスルーしがち、右上に「申請書の作成」というボタンがあるので押してみましょう。
必要な手続きを選択します、今回は印鑑証明書が欲しいのでコレ。
登記・供託オンライン申請システムに登録しログインする必要があります。
申請者IDを持っていない場合は「申請者IDをお持ちでない場合」から登録。
登記・供託オンライン申請システムだけでも様々な申請が出来るので、履歴事項証明書だけで良いならこの登録のみでOK。
STEP4の署名・送信まで進むとQRコードの表示画面が出てきて、マイナンバーカードを読み込ませなさいと表示されます。
マイナポータルアプリをダウンロードしてQR読込を選択。
利用者登録番号や券面ほにゃらら番号などを聞かれるので設定した4ケタの数字を入力、ちなみにこの番号を3回間違えるとロックされるので注意。
納付をクリック、指示に従ってネットバンキングで支払い。
納付状況が納付済みになったらあとは待つだけ。
法務局に行かずに印鑑証明書を簡単に取る為に必要な設定は
・ポップアップブロックの許可設定や信頼済みサイトの登録
・登記・供託オンライン申請システムへの登録
・マイナポータルへログイン出来るようにしておく
・ネットバンキングの登録
といった所ですね。
しかし…デジタル庁はマイナンバーで管理したいんだからマイナポータルで早く全連動させて使った方が便利な環境作っちゃえば良いのになぁ、年金とかはもう一方向からの連携が出来ているし、なんなら確定申告の内容まで分かるPDFでダウンロード出来るし。
環境的にはもう整っているというか揃っているので実現はそれほど難しくないように思います…まぁ「任意って言ったのにほぼ強制じゃないか」ってのはその通りなのですが、健康保険証然り印鑑証明書や履歴事項証明書然り、これらが解消される事で法務局のお仕事や収入印紙の使用量はかなり削減されるのではなかろうか。
法務局に行って申請、費用は450円だけど現金ではなくなぜか外の印紙が売っている店に行き450円分の収入印紙を買って受付で申請用紙に貼る時間のシュールさ。
陸運局(運輸局)でもそうですよね、本当に不思議なひと手間。
…という備忘録😂
ではでは。