1戦1戦とてもしっかりと戦うので、終わってみればあっという間ですが中々のボリュームだったタクティクスオウガリボーン。
先日記事にしましたが、
実際の紛争をモデルにしているので諸々思うところのある作品でした。
ラスト一歩前からラストバトル、そしてエンディングまで。
エンディングで各キャラの個別イベントがあるのですが、
これだけは見てもらいたいと思うのがプレザンス(宝亀克寿氏(ジンベエ親分))。
本当に目の前で話してくれているかのような臨場感。
一言聞いて思います。声優って凄い、句点読点の直前の語が本当に心地良い。
ファイナルファンタジータクティクスの時にも思いましたが、戦争はとても虚しく民の立場から言えば不毛で意味不明、しかしヒトはヒトという種の均衡を保つ為に行動させられているのかもしれないので、どうしようもないコトなのかもしれません。
しかしそれらを体験したいなんて思えない、戦争を起こす人も気持ちも分からない、分かってしまったら私も戦争を起こしたい側の気持ちになってしまうのだろうか。
命について考えさせられる素晴らしい作品でした。
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で、実はこのクリアしてからがさらに面白い所で。
カーテンコールとして再スタートします
演劇・音楽会などの幕切れに喝采して、出演者を再び舞台上に呼び出すこと。
過去のシナリオに戻って、数ある分岐の全てを直前に戻ってやり直す事が可能なのです、今回はグッドエンディングですので重要人物は生き残っていますが
重要人物が途中で退場してしまった未来
既に退場してしまった人物が舞台に残っていた未来
を、やり直し、全てのエンディングを見る事が可能との事。
例えば…
同じシーンとは思えないセリフがこちら。
主人公の常に逆張りきれいなヴァイス。
グッドエンドでは主人公が善人の極みなので超絶悪のヴァイスくんも
主人公が悪落ちすると逆張りなので主人公を止めるべく行動を開始したりする。
さぁさぁまだまだ楽しむぞ~。
ではでは。
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主人公たちの隠れ家で作戦を練るタクティクスオウガの有名なシーン。
1995年に描かれた隠れ家。
戦時中、薄暗さ、腹の探り合い…様々な感情が見て取れる素晴らしい一枚。
そして…
リメイクで描かれた隠れ家(2022)。
薄暗いというよりは光が差し込み神々しく、有翼人というファンタジーなキャラクターも溶け込んでいます。
スマホのロック画面直行不可避。