フィンランドニュースを翻訳して 内容をまとめてみました。単語が分からなさ過ぎて検索に時間がかかってしまいます。今回はタイトルにもありますが、人手不足の問題です。
フィンランドでは 18歳未満の医療費がほぼ無料だったりと子供へのサポートがしっかりとしている印象です。日本に比べ医師の数が多く、混雑を防ぐために受診できる医療機関を制限しているそうですよ。混雑時の医者の疲弊を減らすためにだそうです。働く人をも気遣う優しさ 日本の企業も少し見習ってほし・・・オホン。
そんなフィンランドですが現在進行形で薬局は深刻な人手不足となっています。長い夏休みの時期は患者の数も多くなるので薬局の方は休みが全く取れないこともあるそうです。医療に関する資格は取得にも時間がかかるため(フィンランドは4~5年位)新規の薬学士が流れてくる人数が少ないのも原因のようですね。
一方 沿岸部の地域では、収入面で就く人がなかなか見つからないようですね。この地域では住民が少ないため受診する方も少ないはずです。さらにその影響で 営業時間を2~3時間縮小させることも多いそうです。患者が少ないと働く時間も相対的に短くなるんですね。
ここからさらに問題があるのです。「客が少ない」「営業時間が短い」となれば薬局は赤字になります。しかしそうなることが分かっていてもお店を閉じることができないそうなのです。スーパーやおもちゃ屋と違って薬は命に直接関わる資源になります。そのため、いくら薬局に来る人が少なくても 大切な資源が手に入る場所として続けなければならないのです。求めている人は少ないけれど絶対に必要なものだから移転もできない、難しい問題なのだと改めて感じました。
AIを利用して無人コンビニならぬ無人薬局ができたらその問題も解決しそうですが維持コストのことを考えると実行するには政府の支援が必要不可欠になりそうです。
フィンランド 徴兵制度!?
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