



4歳の時母親が突然お出かけすると言い
自転車に乗せられて訳も解らず向かって
到着するとそこは天使幼稚園と言う当時
住んでた三郷団地内唯一の幼稚園だった
キョロ(「・ω・ )キョロ( 「・ω・)キョロ?
訳が分からず中に入ると校庭に滑り台や
砂場やブランコがありここは多分母親が
新しい公園に連れてきてくれて遊ばせて
もらえるのだと思ってしまった
でも手を繋いで歩いていくとこの公園を
通り過ぎてその奥の大きな建物に向かい
中に入ると長い列に並ばされ訳が解らず
母親に「公園で遊びたい」と伝える
すると母親が「前からずっと今日はこの
幼稚園の面接と言ってたでしょ」と言い
俺はそれを聞きやっと何となく思い出し
「言われた気がする」と感じた
列に並ぶとすぐ母親が俺にメモを渡して
「ここに書かれた事をちゃんと言える様
今の内覚えて」と言い確認すると内容は
母親と父親と弟と俺の名前が書かれてた
更に下に住んでる所の住所と電話番号と
自分歳が書かれてたので俺は少し前から
母親にこれを教え込まれて覚え間違えず
言える自信がある
メモに書かれてる事は全部言えると伝え
すると母親が「それじゃ言ってごらん」
と言うので全部間違わずに言うと母親に
「凄い!」と褒められた
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

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しばらく列に並んでると退屈になり俺は
母親に抱っこして欲しくて「抱っこ!」
と頼むと「今は抱っこダメ」と言われて
すねて椅子から降り地べたに座り込んだ
(´・д・`)ショボーン
すると母親に「ちゃんと椅子に座って」
と叱られてしまいそういわれても退屈で
疲れ眠くなってきたから俺は抱っこされ
そのまま寝たい気持ちだった
順番が近づくと母親の顔つきが少しだけ
怖くなりこれは玩具片づけない時に出す
怒りの顔と同じだから何で怒ってるのか
全く身に覚え無くて不思議になる
なので母親に「何で怖い顔してるの?」
と聞くと「順番が近づいてきて緊張して
怖い顔に見えるのかも」と言うので俺は
面接って凄い恐怖する事なんだと思った
しかし面接する部屋の方を見る限り誰も
アニメキャラが恐怖する時の悲鳴なんて
全然聞こえないし母親は一体何に対して
怖がってるのか理解できなかった
列に並んでる他の母親の顔を見ても全員
全く笑顔が無いからこの先の部屋の中に
怪獣でもいるのかと思い初め俺も徐々に
面接する部屋に入るのが怖くなってくる
でも時間は無情でとうとう我々の面接の
順番が回ってきてしまって母親と一緒に
中に入ると黒服の凄く優しそうにしてる
お祖父ちゃんが1人だけ座ってた
┣¨キ((p>ω<q))┣¨キ

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面接室に入ると母親が挨拶し俺もさっき
教わった通り「こんにちわ」と挨拶をし
目の前の椅子に座らされてその後母親と
お祖父ちゃんが色々話し始めた
(´∀`*)ウフフ
すると突然お祖父ちゃんに「毎日どんな
絵本読んでるの?」と聞かれたので俺は
「バービーの隠れ家!」と言うと「なら
寝る時読んでもらうんだね」と言われた
それを聞いて母親は「はい!毎日読んで
寝かせてます」と違う事を言うから俺は
即座に「ママがカセットに録音したのを
毎日聞いてる!」と訂正する
そしたら母親が苦笑いしながら俺の口を
手でふさぎ「何も言わないの」と言われ
母親が「忙しい時は録音聞かせてます」
とよく解らない事を言ってた
更にお祖父ちゃんが俺に「名前は」とか
「母親と父親の名前は」等を尋ねるから
このお祖父ちゃん俺と友達になりたくて
色々知りたがってるんだと思った
なので俺はさっき母親から貰ったメモを
お祖父ちゃんに見せ「これに僕の事全部
書いてある」と渡すと母親が「ギャー!
ダメー!」と絶叫してビックリした!
その瞬間お祖父ちゃんが大爆笑し始めて
母親は真っ赤な顔で必死に謝りだしたが
俺はお祖父ちゃんに「確かにこれ見れば
全部解るね」とにこやかに褒められた
ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪











