6歳の時
節分に行われたお菓子巻き大会で
たくさんお菓子を取って来て
ウハウハ状態になれて嬉しかった。
しかしこのお菓子は
母親に没収されてしまい
お菓子をお腹いっぱい食べる夢を
叶える事が出来なかった。
このおやつの行方は
毎日3時のおやつの時に
少しずつ出してくれると言う。
|ω・`)ショボーン
この話を聞いた弟のヨッチは
お菓子を食べたかったあまり
大泣きして駄々をこねた。
(´pωq`)メソメソ
それでも母親は
お菓子を返してくれなくて
俺とヨッチでガッカリしてしまい
この日ずっと機嫌が悪かった。
その後毎日少しずつ
スーパーの袋2個分の
お菓子が詰まった袋から
チビチビおやつの時に出してた。
俺と弟は
おやつの時袋に詰まった
たくさんお菓子をいつも見てて
全部食べられずヤキモキしてた。
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ある日母親の昼寝中
弟のヨッチが俺の所に来て
「お菓子取って食べちゃおうよ!」
そう俺に言って来た。
どうやらヨッチも俺と同じで
お菓子がたくさんあるのに
全然食べられなくて
ヤキモキしてたらしい。
そこで俺とヨッチは
お菓子が置いてある棚の最上段から
何とかお菓子を盗み出そうとした。
(ΦωΦ)フフフ…
しかし棚の最上段は
あまりにも高すぎて手が届かず
どうする事も出来ない。
そこでヨッチが
「かたぐるまして!」と言うので
ヨッチの言う通りかたぐるまし
棚からお菓子をとろうとした。
するとヨッチが
なんとか棚の最上段に届き
お菓子に手を伸ばせて
この作戦が大成功を収めた。
そしてヨッチが
「袋ごと取るね」と言うので俺は
「全部取ったらバレるから
少しだけ取ろう」と提案した。
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俺の提案にヨッチは
母親が怒ると怖い事を知ってたので
それを素直に聞き入れてくれ
1個ずつ食べる事にした。
そしてヨッチは
棚から板チョコを2つ取って
かたぐるまから降りてくれた。
その後ヨッチと一緒に
板チョコを食べられて
このコッソリ食べるお菓子が
貴重感満載で凄く美味しい!
その後我々は
何事もなかったように過ごし
おやつになる時間を待った。
(*´ω`*)シラナイ
しばらくすると母親が
目覚ましが鳴って起きてきて
おやつをくれる事になった。
ヾ(*´∀`*)ノ
でも母親がおやつの棚を開けると
「もしかしてお菓子食べた?」と
我々を疑ってきた。
なので俺とヨッチは
「食べてないよ!」と言い張り
板チョコの秘密を守り通した。
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すると母親がヨッチに
「口にお菓子ついてるよ」と言うと
ヨッチが口をゴシゴシして
「ついてないもん!」と言った。
そこで母親が「食べてないなら
口にお菓子ついてないから
こすらなくて良いはずだよ」と言い
お菓子を食べた事がバレれた!
その後母親に何食べたか聞かれ
俺が素直に「板チョコ食べた」と
母親に伝えた。
(´・д・`)ショボーン
すると母親は
「コッソリおやつ食べたから
今日のおやつ飴玉3個ね」と言われ
おやつがショボくなってしまう。
その後我々は
残りのおやつの量を
きちんと管理されてると感じて
おやつを盗む事をしなかった。
でも袋からおやつをくれる時
毎日1個ずつくれるはずなのに
何かおやつの減り方が
ずいぶん早い気がした。
その事を母親に聞くと
「そんな事ないよ」と言い
何かウソついてる感じがして
とても怪しいと思った。
|゚д゚) アヤシイ~
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俺とヨッチは
毎日8時までテレビを見て
8時半まで漫画を読み
その後就寝につく。
そして夜11時頃
俺がトイレに行きたくて目が覚め
トイレの帰りリビングを見ると
明るいのでコッソリ覗いてみた。
すると父親と母親が
こんな夜遅くまで飲んでて
そのテーブルを見ると
お菓子をつまみにして飲んでた!
それを発見した俺は
「俺とヨッチのお菓子食べてる!」
そう父親と母親に詰め寄った!
(щ`皿´)屮キィィィィィィィィー!!!!
すると父親と母親が
「ごめんごめん悪かったよ」と言い
「お詫びに一緒にお菓子食べよう」
そう言って来てくれてた!
でも俺1人で食べるの悪いから
ヨッチも無理やり布団から起こし
母親の膝に俺が座り
父親にヨッチが座って食べ始めた。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
この時俺は
「お菓子の量が急に激減したのは
やっぱり母親がウソついてたんだ」
そう感じて大人のズルさを知った。