



台湾国立陽明交通大学NYCU研究チームが
液晶を使い電気でピントを切り替えられ
全ての度数にレンズ1つで対応する凄い
眼鏡を開発しました
老眼鏡が必要になる目の状態は目の中の
レンズである水晶体が固まった時動きが
鈍くなり近くの物にピントが合わせ難く
小さな字だとぼやけて見えなくなります
PCやスマホを長時間毎日使い続けたり
長年読書しすぎたりすると近視や遠視に
なる事もありこの原因も水晶体が固まり
目の筋肉が動き難くなる事が原因です
そうなると遠近両用眼鏡が必要でこれは
バイフォーカルと言う二重焦点レンズを
使い上部は遠くを見れて下部分は近くを
見れる構造で境目があり不自然でした
そして不自然な境目を無くしたのが累進
多焦点レンズになりますがこれは境目は
ないけど周辺が歪んで見えてしまうから
慣れるまで違和感があります
その結果転倒事故など起こり結局遠く用
近く用の眼鏡を掛け替える人も多くいて
そこでこの問題を解決する研究が始まり
液晶を使えば良い事が解りました
液晶とは液体の様に流れる分子でこれは
分子同士くっついてないのに形を崩さず
綺麗に並んだ状態で流れる特別な物質で
電気を流すと並び方を変えられます

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今迄の眼鏡はレンズの厚みを変え遠くや
近くを見やすくしてたけど液晶の性質を
利用する事によりレンズの厚みを変えず
遠くや近くを見やすく出来ました
仕組みは液晶に電気を流して並ぶ分子の
方向を変えるとその分子に跳ね返る光の
進む方向が変わるので遠くや近くがよく
見える様に出来るのです
今回開発した眼鏡はボタンを押すだけで
遠くや近くを切り替えられる眼鏡で今迄
眼鏡2個持ち歩いたり歪む景色を見たり
上下の境目が気になる必要もないのです
研究の末完成した試作品に直径約10㎜の
液晶レンズと電池と液晶の分子の方向を
指示した向きにする回路を眼鏡に付けて
実際に正しく動くか実験しました
そしてボタンを押すと約5秒でピントが
切り替わり遠くも近くもクリアに見えて
更に従来の眼鏡より薄く軽く消費電力も
小さくでき大成功でした
でもまだ視野が狭かったり切り替えにも
5秒かかる課題もありますがこの技術が
進めば1つの眼鏡で遠近自由にピントの
調整できる優れた眼鏡になります
これが市販されれば度数が変わるたびに
買い替える必要が減り子供や障害者でも
自分で見えにくいと言えない人も助かり
VRや情報表示眼鏡にも応用できます












