



唐揚げとか天ぷらとかフライドポテトや
とんかつ等の揚げ物は大好きな人が多く
嫌いな人は人間じゃないとまで言われる
鉄板料理で当然宇宙飛行士も大好きです
そこで宇宙でも揚げ物が作れるかという
疑問から宇宙で揚げ物が出来るかどうか
実験する事になりその為にまず揚げ物を
科学的に知る必要があるので調べました
揚げ物の特徴は外がカリッと揚がってて
中がジューシーな肉汁がある事が特徴で
この美味しい状態にする方法を分析して
詳しく理解してみたのです
まず食料を揚げる時に熱い油に入れると
中の水分が水蒸気になりそれが泡として
ジュワーッと音を立て放出されしばらく
時間が経つと泡の数が少なくなります
これは食材の表面の水分が抜けた証拠で
そして水分が抜けた所に油が入りこんで
カリッとした食感になりこれが揚げ物の
完成したサインなです
しかし揚げすぎはNGで長く揚げすぎると
中の水分が全部飛んでパサパサになって
不味くなり他にも食材を大量に油に入れ
揚げると水分が抜け難く不味くなります
水分が抜けないと中々カリっとならずに
泡が全然でないので食材にどんどん熱が
通ってしまい茶色くなって硬くなるので
その状態の揚げ物は失敗です

〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
この事踏まえ宇宙での揚げ物の作り方は
まず地上だと重力で水蒸気泡は上に登り
宇宙だと微小重力と言う重力が殆ど無い
環境なので泡が上に逃げていきません
なので食材の表面から泡が離れず付いた
状態になり表面の水分が抜けた所に油は
泡が邪魔して入る事が出来ずにカリッと
揚げる事できなくなります
この事が正しいか確かめる為ギリシャの
大学の研究チームは実際にパラボリック
フライトと言う飛行機を自由落下させて
その中を無重力にしそこで実験しました
物体は高所ら急に落下させるとジェット
コースターが頂上から落ちた時みたいに
フワッと浮いたような感覚になりますが
その状態が無重力なのです
そこで飛行機の中に実験装置を置き油と
その中にジャガイモを入れカメラを使い
様子を観察するとその結果水蒸気の泡が
食材から離れ予想に反し出来ました!
つまり宇宙のような重力がない場所でも
揚げ物は出来る事が証明されたのですが
宇宙では材料や設備の問題もありすぐに
揚げ物を作り食べられ訳じゃありません
でも宇宙食の可能性が広がりこの実験は
大きな一歩になり揚げ物だけでなく水を
蒸発させる仕組みや宇宙での水素作り等
素晴らしい研究にも役立ちます










