6歳の時
父親と一緒に雷魚釣りに行ってきた。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
以前2回ほど一緒に釣りに行ったが
1回目15㎝のフナ1匹
2回目30㎝のフナ1匹
この様に雷魚なんて釣れなかった。
しかも
2回目の時の帰り
川の柵を乗り越え遊んでた子が
川に落下してしまった!
でもその子は
泳いで近くの階段にたどり着き
無事に助かった。
ε-(・д・`;)フゥ…
そして今回
3回目の父親と雷魚釣りに行く時
「絶対川の柵を乗り越え遊ぶなよ!」
そう念の押されてしまった。
それは
俺の様なアホなら
絶対やりかねないと
解ってたからだろう。
その父親の心配は
実際的中していて
俺も川の柵を乗り越え
川縁を歩きたいと感じてた。
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
でも俺は
川に落ちた子が
泳いで階段までたどり着いた時
全身泥だらけになってたのを見てた。
なので
あんな姿で家に帰ったら
また母親が凄い悲鳴上げるから
川縁を歩くなんて絶対やらない事にした。
そして雷魚がいる
三郷団地の第二大湯川に到着した。
( ´ー`)フゥー...
我々は
早速ここで釣りの準備をする為
練りエサを川の水を加えて練って
魚のえさを作る。
この練りエサは
お団子を作ってるみたいで
なんだか凄く楽しい。
しかも
良い匂いがして美味しそうで
食べたい気持ちが湧いてくる。
オイシイソウ(σ'∀')σ
でも前回父親に
「食べるとおなか壊すぞ!」
と言われてるので食べられない。
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そして我々は
餌も作り終わったので
釣り竿を川に投げ入れてみた。
しかし
相変わらず何も釣れず
時間だけが過ぎていく。
すると父親が
「凄く濁ってる川だから
しげみに魚が隠れてるはず!」
そう言って来た。
なので俺は
しげみに向かって投げてみた。
( *゚ェ゚))フムフム
しかし
待っても待っても
全然浮きが沈まず魚がかからない。
すると父親が
「エサだけ食われてる可能性がある
釣り竿上げてみな」
そう言ったので釣り竿を上げてみた。
そうしたら
俺の釣り竿に何かかかってるらしく
竿をグイグイ引っ張ってきた!
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
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父親に俺は
「何か釣り竿にかかったよ!」
そう言って知らせてみた!
その事を聞いた父親は
急いで俺の所に来て竿を持ち
一緒に引っ張ってくれた!
しかし
一向に魚が吊り上げられない。
ヒィィッ!!∑(;Д;ノ)ノ
でも父親と一緒に
絶対釣り上げるぞと言う気持ちで
一生懸命引っ張ってみた!
ヽ(#`д´#)ノフンガフンガ
そして
しばらく必死に格闘してると父親が
「もしかして地球釣ってない?」
そう言ってきた。
俺は
「あれ?そうかも…」
そう言って釣り竿を下ろすと
確かに魚の手ごたえが無い。
そこで
竿を軽く引っ張ってみると
浮きが持ち上がり
針が草に引っかかってる…。
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結局俺は
魚なんて釣れず
地球を釣っただけだった。
(´・д・`)ショボーン
そして
竿をグイグイ引っ張り
草から針を外してる時
その草の揺れで雷魚が出てきた!
俺は
「雷魚いた!」と父親に叫ぶと
「うん!確かに見たぞ!」
と父親も確認できてた!
そして雷魚がまた
草むらに戻ったので
その位置に急いで釣竿を投げ
雷魚がかかるのを待つ事にした。
でも
全然雷魚が釣れず
時間だけ過ぎていく。
ε-(ノд`; )フゥ…
父親も
「今日も雷魚が釣れないかもな」
そう諦めかけていた。
しかし!その瞬間!
俺の竿に雷魚らしき魚が
食いついてきたのだった!
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俺は
生れて初めて魚がかかり
しかも1m以上ある雷魚が見えて
ビックリしてしまった!
それを見てた父親が
「まだ針が口の中に入ってないから
引くなよ!」と言うので
焦らず待つ事にした。
そして父親が
「今だ!引け!」と言ったので
思いっきり竿を引いた!
ヽ(*`皿´*)ノフンガ‐
そしたらいきなり
雷魚が全速力で逃げ出す!
その瞬間俺は
雷魚のパワーに負けて
竿を引っ張られ空中を飛んでた。
(*´゚д゚`*)アレ?
この時「あれ?何で?」と思ったが
そのまま川にドボン!と落下して
釣り糸も切れて
雷魚を逃がしてしまった…。
俺は
雷魚のパワーにあっけにとられ
「今の感触
絶対大人2人位のパワーだった」と
雷魚の力に恐怖してしまった。
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その後
父親の声が聞こえて
「おーい大丈夫かー!」
という声で我に返った。
そして父親が
「泳いでこれるかー!」
そう叫んだので俺は
「大丈夫ー!」と返事した。
その後俺は
3m位先の岸にたどり着き
上がってみると
全身泥だらけになってた。
このとき俺は
前に川に落ちた子を思い出し
「結局俺も川に落ちるのか…」
そう感じて雷魚の呪を感じた。
そして結局雷魚が釣れず
1番恐れてた川に落ちる経験をし
泥だらけになって
家に帰る羽目になってしまう。
その後
父親が急いで釣り道具をしまい
家に向かい到着したら
玄関に母親が出てきた。
俺の姿を見た母親は
いつもの猛烈な悲鳴を上げ
「そこで服脱いでお風呂入って!」
そう叫びパニックになってしまった。
ギャァァァァァァー!∑(゚Д゚ノ)ノ