英国ブリストル大学の気候学者の
アレクサンダーファーンズワースが
哺乳類が絶滅する日がいつか
科学的に求めてくれました。
コンピューターの計算によると
大陸が移動し続けて全部くっつく
約2億5000万年後に気温が高くなり
哺乳類が絶滅すると言います。
大昔から地球の大陸は
くっついて1つにになったり
離れてたくさんの大陸になったり
これを何度も繰り返してます。
独の気象学者アルフレート氏の
大陸移動説によれば地球上の陸地は
およそ4億年から5億年の周期で
超大陸が出来たり分離りしてます
地球が生まれてから約46億年の間
小規模な物も合わせると20回以上
超大陸が出来て小さな大陸に分裂し
それを繰り返してるのです。
次超大陸が出来る約2億5千万年後は
今の大陸たちが赤道上で合体して
パンゲアウルティマと名付けられた
超大陸が出来ます。
この超大陸が出来る場所が赤道で
そのため大陸のほぼ全域の気温が
1年中40度以上になってしまい
熱帯気候になってしまうのです。
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もう1つの原因で大陸が大きすぎる為
海風が内陸に入って来なくなり
その風の冷却効果を受ける事が
全く出来なくなるからです。
しかし1番大きな気温上昇の要因は
大陸同士が衝突した時各地で起こる
火山噴火が原因で大量の溶岩がでて
固まり熱を吸収してしまう事です。
しかもこの溶岩に炭素が含まれてて
その炭素が燃えて化学反応を起こし
大量の二酸化炭素が大気に放出され
一気に気温が上がります。
すると平均気温が40度以上になり
海の水の蒸発速度が速まって
湿度が急激に上がってしまい
哺乳類が生存できなくなります。
哺乳類の体は
熱くなると汗で体温を下げたり
寒くなると脂肪や毛で保温したり
環境の順応性が高くできてます。
でも気温が40度以上になり
さらに湿度が猛烈に高くなると
体温機能がうまく働かず体の熱を
外に放出できなくなるのです。
次の超大陸作られると計算上では
太陽の放射線が2.5%増加して
大気中の二酸化炭素濃度が
現在の1.5倍に増えてしまいます
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この事から次の超大陸では
哺乳類が生存できる場所が
わずか8%の広さにしかなくなり
おそらく絶滅すると結果が出ました
現在サハラ砂漠でも生存できる
特殊な哺乳類も存在しますが
湿度が高くなり夜も高温になると
生きて行ける環境じゃなくなります
しかし2万5000年も時間があれば
哺乳類も気候変化と共に進化したり
新しい哺乳類が誕生して適応したり
生き残れる可能性もあります。
ファーンズワース博士が言うには
「超大陸の形成が地質学的に
過去5回の大量絶滅のうち
4回と一致している」と言うのです
なので超大陸パンゲアウルティマは
現在の陸上の全ての生命にとって
終焉をもたらす可能性があると
警告してます。
でも可能性が低いですが
東アジアを中心にユーラシア大陸や
オーストラリア大陸やアメリカ大陸が
衝突する可能性もあると言います。
このアメイジア超大陸が出来れば
パンゲアウルティマ超大陸と違い
気温が40度以上ににもならず
哺乳類が絶滅しないですみます。