13歳のとき修学旅行に行き
京都のお土産屋さんでアジの開きと
オイルランタンを買って行き
無事に家に帰ってきた。
アジの開きを家族全員で食べてた後
早速オイルランタンを光らせたくて
燃やせる燃料がないか母親に聞くと
無水エタノールをもらう事が出来た
無水エタノールなら理科の時間に
アルコールランプの燃料として
使用した事があるから馴染みがあり
すぐに使う事が出来る。
そしてオイルランタンの
燃料入れに無水エタノールを注ぎ
燃料入れから出てる紐も
無水エタノールを濡らしセットした
+ (o゚・∀・) + ワクワク+
準備が完了し火をつけてみると
淡い炎が出てとても神秘的で
ゆらゆら揺れる炎に見とれてしまい
ずっと見続けてしまってた。
でも部屋を暗くしてみると
何かあまり光ってなくて薄暗く
もうちょと「ピカー!」と光っても
良い気がする。
アニメやゲームのオイルランタンは
真っ暗な洞窟の中で使うと
とても回りが明るく光ってて
その光景と全然違い残念だった。
(´・_・`)ショボン
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
翌日学校に行き
オイルランタンの光が薄暗いと
友達の山本君に愚痴って
もっと光らす方法ないか聞いてみた
すると山本君がしばらく考え
「今日俺の家に来ればもっと光る
パワーのある燃料があるから
取りに来な」と言ってくれた。
なので放課後山本君の家に行き
一体何の燃料くれるのか楽しみで
その燃料であの洞窟内の光が
再現できると期待が膨む。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
そして山本君の家に到着すると
ガソリン臭い燃料を持ってきて
「これなら炎のパワーが出て
凄く明るく光る」と言ってた。
その燃料が小さな缶に入ってて
英語で「zippo oil」と書いてあり
何だかどこかの映画で見たような
そんな感じの物だった。
家に帰り早速そのジッポーオイルを
オイルランタンの中に入れ
紐を湿らせて火をつけてみると
凄い燃え方で眩しくて感動した!
ヤタ───ヽ(・∀・)ノ───!!
その後夜部屋を暗くして
オイルランタンに炎をともすと
想像以上に光ってくれて
もう蛍光灯なんて必要ない位明るい
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ジッポーのパワーに感動した俺は
その夜オイルランタンの火を消さず
ずっと見続けてそのまま眠り
とても幸せな気分だった。
そして朝起きると火が消えてて
ジッポーオイルが完全になくなり
しかもオイルランタンの中に
黒いカスがたっぷりついてる!
ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ
なので食器用洗剤を使い
このすすを綺麗に洗い落とし
ジッポーオイルを使うデメリットを
この時やっと理解した。
その後学校に行き山本君に
黒いカスが付くと苦情を言うと
「ジッポーと言うライター用の
オイルだから仕方ない」と言われた
その事を聞いて俺は
「何でたばこで使うライターを
山本君が持ってるんだ?」と
色々突っ込みたくなってしまう。
なので山本君に色々聞くと
「煙草を吸うとき使うライターで
ジッポーと言うカッコ良い物があり
それが好きなんだ」と言ってた。
( `,_・・´)フンガフンガ
どうやら山本君は
このころ既に煙草を吸い始めてて
なんだかとてもカッコよく見え
俺も煙草を吸いたくなってしまった