



世界には80億人以上の人が住み研究によると
約93万年前から約81万3000年前までの長期間
人類の祖先は絶滅寸前だった事が解りました
その時の人類の祖先の数は全世界で約1280人
しかいなかったのです
これは現在の人口と比べると信じられない程
少ない人数です
もし病気や飢えが蔓延し広がってたら人類は
完全に絶滅していたかもしれません
約100万年前の人類の化石はとても少ない為
当時の様子を直接調べるのは難しいです
そこで研究者はゲノムと言う遺伝情報を調べ
祖先がどんな歴史をたどったかの痕跡を確認
しました
研究者はアフリカの10集団とアフリカ以外の
40集団の人々の遺伝子データを分析しまして
現在の人の遺伝子との違いから大昔の人類は
どれ位の人数だったのかを計算しました
その結果人類の祖先は長期間に渡って極端に
少ない人数だった事が判明しました
この研究で重要な事は人類も急激に数が減る
ボルトネック時代があったという事です
生物は太古の昔から最初はたくさんいるのに
災害などで急激に数が減りその後また増える
という現象が度々起こりこれをボトルネック
と呼びます
個体数が減ると遺伝子の種類も減って例えば
100種類の遺伝子がある集団がいたとしても
大災害で10人しか生き残らなかった場合では
その10人が持っていない遺伝子は消えます

その後人口が増えても失われた遺伝子は元に
戻りません
すると遺伝子の多様性が減り病気に弱くなり
進化に大きな影響を与えるという問題が起き
遺伝子が全員同じだと同じ病気になったとき
全員死にます
遺伝子が多様ならその病気に強い個体もいて
感染しても生き延びられ絶滅を避けられます
研究によると約98.7%の人類祖先が消失した
と推定されます
もし1万人いたなら生き残るのは130人程しか
いない計算になるので人類は本当に絶滅寸前
だったのです
研究者達は地球の気候の大きな変化が原因と
考えてます
当時の地球では氷河が広がり気温が下がって
海水温が低下し長期間の干ばつが発生したと
考えられてます
その結果動物が減り植物が育たず食料不足が
発生する状況になって人類の祖先も大打撃を
受けたと考えられてます
しかし実はまだ完全には証明されきれてなく
何故なら当時の人類は人数が少なすぎて骨や
化石や石器など証拠が殆ど発見できずつまり
遺伝子を見るとそう見えるという段階であり
今後更に研究が必要です

ネアンデルタール人とも関係があり皆さんは
今の人類になる前のネアンデルタール人とか
デニソワ人という名前を聞いた事があるかも
しれません
この昔の人類の仲間が大規模な人口減少の後
人類の祖先が小集団に分かれそれぞれ別々に
進化したと考えてます
つまり絶滅寸前まで減った事こそ後の人類の
進化に大きな影響を与えたのです
研究者達は更に面白い事に気付いて人間には
23対合計46本の染色体がありますがその内の
2番染色体は昔は別々だった2本の染色体同士
合体して出来た物だと考えられてます
この合体時期が今回発見した人口激減の時と
ほぼ重なってます
そのため人口減少や染色体の変化の間に何か
関係があるかもしれないと考えられてます
でもまだ確実でなくこの研究で最も驚かれた
事実は人類は昔から順調に増えてきた訳では
なかったという事です
我々の祖先は約90万年前頃に極寒や干ばつや
食料不足などに直面し11万年以上もの長い間
わずか約1280人程度で生き延びてたのです
もしその少数の祖先達が生き残れなかったら
今の人類は存在していませんでした











