などと高尚なことが言えるわけでもなく、ただうまいもの食べたさで、新千歳向けの航空チケットを衝動買いしてしまった。
北海道は何を食ってもうまいと聞く。
噂によれば、モナコイン払いのできるお店もあるようだ。
やりたいことはひとつだけ。
暗号通貨人と開拓民は精神が似ているように思う。
見果てぬ夢を追うフロンティアスピリット。
行くぞ!(デンデンデデデン カーン)
到着一番、カーンと冴えた空気が鼻孔に入り込む。
酸素ってこんなにうまかったっけ?
山奥にでもいるかのような清々しさ。
こんなにビルばっかり建ってるのに。
小樽にも足を運んだ。
観光名所めぐり?
そんなことより寿司だ寿司!
旅行者はやはり激減しているとのこと。
それでもお土産屋なぞに行くとそこそこ繁盛しているようで、おそらく近郊の観光客かなと予想。少なくとも自粛ムードはもうない様子。すすきののような繁華街の十字路ではホストがそこら中にいたことから察するに、北海道の人たち自身の活力は戻りつつあるように感じた。てかすすきの、やたらホスト多くない?
小樽の町は風光明媚で、カップルで旅するには絶好のスポットだった。
朝から晩まで過ごしてもいいぐらい、気候も街並みも完璧だった。
しかし、一匹狼の暗号通貨人には、他に行くべきところがある。
小樽から札幌へ戻る。
グーグルマップを凝視しながら、涼しい風の吹き渡る、夏の暮れのすすきのを歩いていると...
ここだ。
そんなお値段で赤字にならないんすかね...
ハラハラしながらエレベーターに乗り込み、お店のある6階へ。
おや?
なんだか見慣れた間抜け面が...
これは!
来たぜ札幌。
待ち望んでたんだ、この間抜け面をよ。
それにしても2ちゃんねるのAAキャラのステッカーが全国の飲食店に貼られてるって。すばらしい異常事態だ。
呼び鈴を押す。この瞬間がもっとも緊張する。
筆者「あの、すみません...」
店員さん「はい、ご予約のお客様ですか?」
店員さん「あぁ(察し)。どうぞこちらへ!」
よかった。
どうやらちゃんと予約されているようだ。
毎度のことながら、モナコイン払いできるのかいつも不安になる。
うーん、牡蠣の専門店なんて生まれて初めてラジよ。
どぎまぎするラジねぇ。
どんなメニューかな?
うぉ、うまそうなもんばっかじゃねぇか...
全部頼みたいところだが厳選しなければ...
でもとりあえず、まずはビールを。
本場のサッポロビール!
冷えてるなぁ~。
水も空気も清爽だから、心なしかビールも洗練されている気がしますねぇ。
店員さん「お通しをどうぞ!」
お~、1発目から攻めてきますね、札幌。
お通しなのにちゃんとこだわりがあるなぁ。
甘エビの刺身なんて贅沢じゃないですか。
では早速、注文して参りますか。
芋の甘味が濃縮されとる!
バターの塩味が効いてる効いてる。
そんでもってほっくほく。
こんなうまい芋が食えるなら火星で一人ぼっちになっても安心なんだけどねぇ。
そして、
何食ってもことごとくうまいぞこの北国。
まさかわざわざ遠出してこれを食べるとは思わなかったが、調べてみたら北海道ってさんまの漁獲量の44%を占めてるんですね。
本場のさんま。食っといてよかった。
続きまして、
うぉっぉぉ、脳にダイレクトに駆け巡る旨味。
濃厚で、臭みもない。
乙であります。
さぁ、お待ちかねのメインディッシュです。
ぶっくぶくに太った牡蠣が5つ、鍋の中で煮立っている。
でぶでぶ。
めっちゃくちゃクリーミー。
白子のようなマイルドさと貝類独特の磯臭さがブレンドされてますね。
新鮮な牛乳のように淡白な味わいと喉越し。
それにしてもこの牡蠣、肥えすぎである。
いいもんばっか食って育ったんだろなぁ。
フィナーレはこれ。
もうお腹いっぱいラジ。
でももったいないから食べられるだけ食べる。
こんなにいい牡蠣、本州じゃ食えないもん。
札幌の夜の夢を、満喫するのだ...
なごみや一夜
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君MONA!!プロジェクトはモナコインちゃんのアニメ化を進めています!
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