ブロックチェーンゲームというか
ブロックチェーンが生み出すものは
データに価値を生み出すことだと思っている
既存のデータは
リアルなものと違って管理できない
コピーも無限に作られるし価値がないものだっていう考え方を越えて
データも唯一性があるモノであるという
再定義をする技術という考え
それをどこかの中央集権ではなく個人で管理できるというのが大事なところ
元々ゲームのデータには価値があった
レベルがカンストしたRPGのデータが入ったセーブデータ等もお金で取引されていた
ソシャゲのガチャで手に入れたレアモンスター持ってるアカウントもお金で取引されていた
道端で拾った石ころだって
誰かが描いた絵だって
それに価値があるかを決めるのは関係ない第三者ではなく
お金を出す人が決めることであり
そこにはゼロサムも糞も関係ない
前者の例ではトラブルや賭博になるなどの
法律的問題はあるけれども
結局の所、世の中の全ての事象において
価値を決めるのはお金を払う人である
データの価値について話を戻す
データの価値には脆弱性があった
コピーが容易にされてしまうこと
サーバー等に保管されているデータはサーバーの消滅やハッキングのリスクを伴う
それを分散して管理し
ハッキングや改竄、コピーを阻止する技術がブロックチェーンであり
それをゲームに利用したのがブロックチェーンゲームである
ソシャゲでもブロックチェーンゲームでもMMOでも
なんならTwitterでもYouTubeでも儲けられるのだ
お金を払い価値を見いだす人がいる限り
それで利益を得る者は存在する
つまりブロックチェーンゲームだから
儲けられるは誤りなのだ
ソシャゲでもMMOでも儲けられるのである
ブロックチェーンゲームで日本がやろうとしてるのは
そのデータの唯一性や、ハッキング改竄コピーされない安全性を高めた上で
合法に儲けられるゲームを作ろうとしてる
(トラブルにならずに実現できるゲームを作ろうとしてるともいえるか)
ソシャゲやMMOだとグレーと呼ばれる部分を
よりホワイトにして合法で問題ない行為にまで
ゲームで稼ぐということを価値にしようとしてるのだと思っている
ただ稼げるかどうかはそこに価値を見いだす人がいないといけない
そのためにはゲーム自体が楽しいものであったり
多くの人がそれを遊んでいたりといった
価値があると誰かが思う要素が必要なわけで
ブロックチェーンゲームだから儲けられるわけではない。でも遊ぶことで誰かの価値を生み出すことができ、その対価としてお金が貰える人も現れる
あなたの行動が誰かの価値を作る世界
それがブロックチェーンゲームであると思っている
ブレヒロ運営である、しゅんPがあるインタビューで答えていたこともこういうことであって
何かモノがあって誰か買う人がいて儲かることはリアル世界においては普通の事象であり
それがバーチャル、データの世界においても普通になるのがブロックチェーンゲームだと
(尚且つ日本では法的問題も起きないように慎重に進められている。一部企業は除きますけど)
でもそこをインタビューで語るとどうしても
ブロックチェーンゲーム=儲かる
と安易に考えて参入してくる人がいるので
アピールとして危険だという部分で私は違和感を感じるのだ。
しゅんPはブロックチェーンゲームは儲かるって話をしてるわけではないけど
多くの人はブロックチェーンゲームは稼げるとしゅんPが言っているとあのインタビュー見て思ったのを見ても明白だと思う。
データにお金を払うだけでも意味のない行為だと人々が思ってきた歴史がある
でも今はデータをダウンロード販売で買うことにも抵抗がない人が増えてきた
さらにその先に
そのデータはただのデータではなく
所有物で資産であると再定義される時代が
スタンダードになる世界はくるのだろうか
過去ゲーム業界が中古販売をとめさせるような動きもあった。
リセール出来ないデータの販売は企業からすればメリットだ
データが再販売されることは既存の企業からすれば自分達の利益を削られる大きなリスクになるのだ
ここを革命できるのかは私は楽しみに眺めてる
そして、ブロックチェーンゲームだからこそできる新たな体験
アセットが中心になり
ゲームがただの器の世界
それについてはまたの機会に😉