SIGは企業や官公庁向けにシステム開発・設計・保守を行っている会社です
例えば、飲食店の持ち帰り予約Webサイトのシステム作成といった
インターネットを介した企業同士あるいは個人とのやり取りを手助けをしています
システム開発が売上の8割近くを占め、残りの2割がインフラ・セキュリティサービスとなっています
売上と利益は増加傾向、BPSとEPSも順調に成長していて
EPSの年平均成長率は2017年から2021年四季報予想を含めて15%という数字です
従業員の数は2017年から2019年までに2割増
売上や利益はそれと同等以上に伸びているので、経営効率の低下は起きていないようです
利益率と自己資本比率が向上、ROEが低下していますが
20%を超える数字は十分なものだと思います
同業他社の数字と比べると
NIDの方が売上が大きく経営効率も良さそうですが
SIGは小型で成長余地があるはずですし
キーウェアと同じくらいの時価総額はあってもいいのかなと思います
・毎年プラスの営業CF
・増えていく現金同等物と利益剰余金
・減少する有利子負債
今のところ財務健全度に問題はありません
来期の成績と想定した1株価値、PERレシオを計算すると
2020年4月28日の株価終値561円は妥当な水準です
長期チャートを見ると、青色のサポートを割って下落しており
ダウントレンドの形です
高値で買った人達の売りをこなさないと、上昇は難しそう
以上の内容から
堅実な成長力と時価総額の小ささから買いを考えていきたい銘柄
業績と相場環境の監視を続け
もう少し安くなったところで買っていこうと思います