前回に引き続き過去作紹介シリーズです。
まだしばらくは大丈夫ですが過去作のネタが切れたらどうするつもりなんですかね。
車種:SUBARU インプレッサ WRX STI '10
画材:デジタルの線画と鉛筆。A4コピー用紙
制作時間:約20時間
ちょうど2年前の作品ですね。
また同じ車ですか!?いいえ、前回は5ドアハッチバック、今回は4ドアセダンです。しかも対照的な白いボディです。
真っ白なボディもそれはそれで塗っていくのが難しいです。2H~7Hで塗っていました。
「明るい白いボディ」という先入観から濃く塗らないことを意識して進めていましたが、影と反射は意に反してグレーになっていきました。見たまま塗ったらそうなっていく。
プレスラインがまあまあわかる程度に途中まで塗って一旦濃い黒を置いてみることに。
すると人間の目は不思議なもので、黒の上限(天井)を決めたことで他のグレーに見えていたぶぶんも「白」と認識するようになりました。僕にはそう見えた。描いた本人が言ってるんだ間違いない。
これは、わりと毎回あることなんですが、遭遇するたびにちょっと感動します。
その変化は写真でもわかりやすいんですが、
しかもほぼ全工程。
twitterで見てくださっていた方は知ってると思います。iPhoneで撮影したタイムラプスをつなげてBGMを付けただけですが。
※10分以上あります。
他の作品も全編ではないもののメイキング動画があるので、暇をみてアップしておきます。
こうして動画を残しておくと、描いた証明にもなりますし、どんどん塗られていく様子も自分で見ても面白いです。絵を描く人間じゃないとなかなか描いている途中やその過程をみることは無いと思います。そういった意味でも楽しんでいただけると幸いです。
前述した「白」として認識できた瞬間は確か6分あたりだったと思います。
そして動画の最後には、通常速度の動画も付けています。
「こんなペースで描いてたら20時間もかかるよね」となるか「このペースでも20時間で終わるんだ!」となるか、ぜひご覧になって確かめてください。
描いた当時はもちろん自信を持って「完璧!」と言えるように仕上げてますが、今になって見ると「もうちょっとこうした方が良かったかなー」と思うところもあります。絵描きあるあるですよねこれ。
次に活かせればそれでよし。
また過去作紹介かちょっと本のレビューになるかも知れません。