やぁジョシちゃんです!ぼうや〜良い子だねんねしな〜( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
みなさんは「まんが日本昔話」をご存知でしょうか??1975年~1994年、TBS系列で放送されたTVアニメで、毎回日本各地に伝わる昔話が映像化された子供に見せたいアニメNo1ですね。私は現在17歳のジョシ校生なのでリアルタイムでは見たことありませんが、幽遊白書の後の時間帯に毎週放送されるのを楽しみにしていました。このまんが日本昔ばなしですがたまに強烈な印象を残すこわい話が紛れ込んでいまして、幼心にトラウマを植えつけられたのですが、近年懐かしさとともに見返してやっぱり怖かったので、今回はまんが日本昔ばなしにおけるこわい話を紹介したいと思います。
ちなみにまんが日本昔ばなしですが現在は公式に観る方法はないかと思います(もしあれば教えてください)。サザエさんのように毎週再放送されてもいいような内容かと思いますが、当時放送禁止用語を多数使用していたためとも言われています。幸か不幸かYoutubeをはじめとした動画サイトの流行により、タイトルをWEBで入力すれば大概の話は(おそらく無許可でアップロードされたものを)観ることができるかと思いますが、TBSは公式にCMつけて再放送したらいいのに‥。他にデータベースをまとめてらっしゃる方もいますので紹介いたしますね!
なお今回は幽霊・怪異系の紹介です。最後におまけで人が怖い系も紹介いたします!※ネタバレを含みますのでご注意ください!
ストーリー
ある村のはずれの「三本枝」という竹やぶに人を化かすキツネが住んでおり、村の「彦べえ」という若者がキツネなんて怖くないと三本枝に向かいます。不気味な竹やぶをすすむと、場所に不釣り合いな赤子をしょった娘がおばあちゃんが住む家を訪ねる様子を見かけ、彦べえはキツネだと確信し退治しようと赤子を‥‥
昔話によくあるキツネに化かされる系のお話ですが、まず主人公の彦べえが親子水入らずの他人の家に入っていって、何の証拠もなく赤子を殺そうとする普通にやばい通り魔的なところや、人を殺してしまったと後悔する悪夢感、豹変するババアなど急展開するストーリーに不気味な絵が合間って恐怖感がすごいです。ちなみにまんが日本昔ばなしの収集家である伊集院光さんもこの話は最恐で持ってるけど見たくない話だそうです。
ストーリー
和歌山の釜中の村に住む惣七(そうしち)という猟師がいて、いつも山に入る前に必ず山の神様の祠にお参りしていたが、その日は珍しくお供え物をせずに日高峠に入ってしまった。獲物を追ううちに天気が崩れたので偶然見かけた炭焼き小屋で雨宿りをさせてもらうことにしたのだが、そこに住んでいるおばあさんが‥
この話は小さい頃にリアルタイムで見てめちゃくちゃトラウマになった話です。薪に火をくべると手がどんどん巨大化していくという意味不明な怖さで、特に後半に出てくる娘さんの動きが人外すぎて怖いです。お供え一回忘れただけでここまでやる!?っていう理不尽さもよいですね笑。
ストーリー
佐渡の加茂村に武右衛門(ぶえもん)という大変強欲で情け容赦のない冷たい長者が住んでおりました。武右衛門は漁師たちの反対を無視して、加茂湖を埋め立てて土地を増やし、佐渡一番の長者になりたいと野心を抱いておりましたが‥
主人公の長者 武右衛門は今だったら半沢直樹に倍返しされそうな強欲な男で、権力者に取り入って悪いことばかりしていたので、ある種スカッと勧善懲悪な話なんですが、それを差し引いても怖いです。加茂湖の主の化身である不気味な娘に取り入られた後の武右衛門のイっちゃってる表情と創作ダンスは見ものですよ(怖)。
ストーリー
昔、山形の鶴岡に大場宇平という侍がいた。ある日仕事を終えての深夜の帰り道、弔いの行列とすれ違った。だれの弔いか尋ねると「お馬回り二百石、大場宇平様の弔いです。」となんと自分の弔いとだという。慌てて家に帰ると‥
パラレルワールド系ですね。なぜ自分が弔いされているのか??いったいこの葬列はなんなのか??日常から突然不気味な世界にひきづりこまれた感がおもしろいです。葬列の謎が最後に解けるのもよき!
ストーリー
弥助(やすけ)という木こりが若い時に体験した山にまつわる怖い話を語ります。ある時、見知らぬ女が弥助の所へ「明日、谷にある柳を切らないで下さい」と、頼みにやってきました。しかし仲間の木こりは木を切ってしまい‥
じじいが自分語りいいっすかって話の流れが雪女とかに通じる感ありますね。地味に1話の中に2つの怖い話が詰まってるのも面白いです。どんだけ弥助悪運強いねん!!!てなります。なお木こりがやられるシーンはPG12指定です(嘘)
ストーリー
昔ある所にものすごい大金持ちの長者がいて、その長者には、たまき(手巻)という大変美しい娘がいたが、たまきにはすでに恋人がおり、人目を忍んであっていたのですが、親から反対されてしまい‥
前半はディズニーかな??ってくらいのラブストーリーなんですが、後半魔神が登場してからはドラクエになりますw執着がすごいww。魔神のデザインといいこれほんとに日本の話なの??って思います。
ストーリー
昔、伊勢の山奥に牛鬼淵と呼ばれる深い淵があり、そこには顔が牛で体が鬼という恐ろしい化け物が住んでいると言われていました。この山奥に、二人の木こりが山がけして木を切り出していました。ある夜そんな木こりを訪ねてきたのは?
とりあえず妖怪だろうと人間であろうと真夜中に山奥の木こりをしつこく訪ねてくるのが普通に怖い。こっちの問いかけは無視するし、あのおっさんなんやねん!ってつっこみました。あと若者の死亡フラグがすごいです。
ストーリー
ある牛方が沢山の干し魚を牛に背負わせて、山を超えて村へ向かう途中、山んばに出会う。山んばは魚をくれというが商売道具なためあげることはできない。牛方はこの窮地を脱するべくいろんな方法で時間を稼ぐが‥
この話に関しては絵がのほほんとしており、山んばも近所のおばさんのような格好をしてるのでそんなに怖くないのかな!?と思いきや、表情とは裏腹に牛方がクールに必死で逃げる術を考えており、徐々に悪化していく状況がドキドキ感あります。魚がなくなったあとに山んばが「おめえか牛かどっちか食わせろ」と当たり前のように言うのサイコパス感が怖いですね。このエンターテインメント性は映画決定ですね。
ストーリー
昔、狩人が雪山で遭難し、谷底の岩の割れ目に猟犬と一緒に避難した。すると不思議な事に、割れ目の奥には立派な屋敷が建っていて、一人の気味の悪い老婆が住んでいた。老婆は自分の犬と噛み比べさせようと誘う‥
怖いと言うかなんやねんこれwwwっていう感じです。なんで犬戦わすねんwww噛み比べといいつつ丸呑みしてるしwwwそして墓場の犬はなんやねんwww。つっこみどころ満載ですがあまりない感じのストーリーがいいです!
ストーリー
四人の木こり達が木を伐ってたが仕事に疲れた木こり達は、明日は仕事を休んで「根流し」で楽して魚を捕ろう、という計画をたてる。材料をつくっていると一人のお坊さんがやってきてやめるように説くが‥
悪いことするとバチが当たるというような教訓めいた話ですね。なおDQNっぽい木こり4人や「やめなされ」「根流しすっぺ」「根流しするとよ、魚がみんな白い腹見せてよ、プカプカ浮くんだから面白えよな。」「一発でドカーンと獲れてしまうだよ」など名台詞が多いことから、なぜかネットで人気のある話みたいです笑。ちなみに根流し漁は人体には無害ですが現在も禁止されています。
ストーリー
昔、三人の尼さんが山に入って修行をしていました。殺生も禁じられているので、食べるものと言えば草や木の実などでした。三人は励まし合いながら、助け合って過ごしていました。ある時空からおにぎりが降ってきて‥
おにぎりが降ってくるのはオカルトですが、そんなこと関係なく人間の欲の深さを感じてしまいますね。徳の高そうな尼さんが主役っていうのも落差があってよいです。極限状況では人間何をするかわかりませんね〜。
ストーリー
ある山に、岩茸(いわたけ)を採って暮らしている「吉作」という若者がいた。独り暮らしの吉作は山の男らしく、身も心も清くたくましい立派な若者だった。ある時人が座れるくらいの小さな岩棚があるのに気づき休んでいたのだが‥
もし自分が同じような状況に落ち入ったらと想像してしまうのが怖いですね。進むことも戻ることもできない状況でどうすれば最善なのかと考えてしまいます。吉作が好青年でなんの落ち度もないところも後味悪いです。
以上です。まだまだ怖い話はありますので機会があればまた紹介したいと思います。オススメの話があれば教えてくださいね!
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