こんばんは!
マグロの仕事をしてはや1年(短いというクレームは無し!笑)
生マグロから冷凍マグロまで扱うYuFooの美味しいマグロの溶かし方講座。
「目次」
1スーパーでみるマグロの種類
2美味しいマグロの溶かし方
3おすすめ!マグロ屋さんのマグロの食べ方
4これからの時期4~6月のマグロを買うポイント
いわゆる、マグロの王様。刺身の盛り合わせや柵で販売されている。
基本的に安定供給が求められる為、養殖のものが多い。
しかし、時期によっては天然物も多く出回る。
大トロ部分が取れるのも特徴。
値段は高く嗜好品となっている。
味は少々酸味があるのが特徴。和牛と同じく、たくさん食べることは出来ない。
本マグロよりは低価格。なので、100円寿司の「トロ」で使用される。
本マグロと比較して、腹骨がしっかりとあるのが特徴。
また、赤身は濃い為、少し黒く見える場合もあり。好きな人は好き。
本マグロのような酸味が苦手な人はインドマグロを好んで食べる(YuFooはインドマグロ派)
南半球でしか漁獲されない為、旬は日本の夏になる。(養殖もしている。)
YuFooが一番好きなマグロ。
スーパーで1番良くみる。
基本は冷凍の流通となっているが10月頃から生のメバチマグロが入荷する。
通称:脂バチ
それがとにかく美味い。上品な脂ののりとしっとりとした身質がたまらない。
多くのマグロ屋はこの秋口が一番テンションが高いと思う。
スーパーで売られているメバチマグロもは脂はのっておらず、身の美味しさを楽しむ。
安いマグロのイメージをもたれている。
ツナ缶などの缶詰製品の原料にもなるが、上物はメバチマグロに負けないほど美味。
身質は少し粉っぽいのが特徴。
最近はスーパーで特売として売っている。
関西の方では良く食べられる。関東はメバチマグロが良く食べられる。
色は少しピンクっぽい。キハダマグロでも真っ赤な色したものもある。←おすすめ
こいつも良く特売の商品にされる。
主にツナ・缶詰の原料。
回転寿司のビントロはこいつ。
2月に生のビンチョウが多く水揚げされ、刺身として売られる。
夕飯のおかずにちょうど良い価格。
マグロの味はするのでたくさん食べたい人におすすめ。
簡単です。
①まずは20〜30度のお湯で周りを洗う。(菌が増えやすい粉を落とす。)
②氷水で6時間から12時間ほどじっくりと溶かす
③しっかり水気をきる。
これには理由があります。
あまり急速に解凍してしまうと、死後硬直が一気に進み、身が縮んでしまいます。
(冷凍マグロはこのチヂミで品質を評価します。)
解凍がゆっくりだとドリップが出てしまうのでは?と思ったあなた、
半分正解です😭
ドリップは冷凍時間によって出やすさが変わります。
冷凍マグロは急速に凍結されています。(不凍液にて冷凍)
なので解凍時には気をつけてみましょう。
スーパーのマグロの柵は水気が出ているのでさっと水洗い。(約2秒)
しっかり水気を切る。これで美味しい刺身の出来上がり。
水でなくて、醤油で洗っても美味しいよ。
↑の処理マグロを冷蔵庫でしっかりと冷やす。
冷やした醤油(ワサビを入れても良い)に10〜15分ほど漬ける。
厚めにスライスをする。(ブツ切りでも良いよ)
アッツアツのご飯を用意し、刻み海苔を敷く。
その上にマグロをこれでもかと乗っける。
漬けた醤油にワサビを溶かす。(ワサビをつけたときに入れた人はそのまま)
それを適量かける。
無我夢中で食べる。かっこむ。
安いマグロが買えたら是非やって欲しい。(いつも夢中で食べるので、写真無い🙇🏻♂️)
夏なんかはビールと一緒に食べると最高!
あまり教えたく無いが、安い本マグロが増える。
安く購入で来るのでおすすめだ。特に鳥取の境港の本マグロはシーズンで
毎年漁獲される。本マグロをたくさん食べたい人にはおすすめだ。
しかし、漁獲枠も設定されている為、限定的。
見つけたら、早めに買って食べよう。安くて美味いよ!
また、今年はキハダマグロが多い年である。
特売で100g199円で販売されていることも多い。これが販売の底値になりそうだ。
選ぶポイントは、血栓が無いこと、赤く綺麗な色をしていること。多少凍っていても自分で溶かす楽しさがあるから面白いかもしれない。
さあ、今日は帰りにスーパーによってマグロを食べよう!
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