こんばんは。ALISチームの赤木です。
秋の夜長に思いを馳せる:青春マンガ編ということで連載ものを初めそうな雰囲気をかましましたが、もう冬も近づいているようなので青春マンガ編のみで終わりそうです。ごめんなさい!!!w
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というわけで先週、JaiとKentaのフリートークに参加できなかった僕は絶賛インフルエンザにやられておりました!!w
それはもう頭痛いわ、関節痛いわ、喉痛いわ、関節痛いわで久々にやられておりました。熱も下がり初め、落ち着いてきても昼間泥のように寝た分、夜が長い長い。そんな中、何するんだっけというと、大好きなマンガを読むわけですね!
それでは、奇しくも長くなった秋の夜に昔読んだマンガに思いを馳せてみようかと思います!
いつからマンガを読み始めたかって言われると正確には覚えていないものの、ひらがな読めるようになったぐらいからよく読んでいると思う。小さい頃の記憶の中で残っているのは以下の3つぐらい。
こち亀
家に父が買った86巻かなんかがあって、それ読んでハマった3人兄弟が少ない小遣いでコツコツ古本屋で集めて120冊ぐらいに揃えたのが懐かしい。漢字が多かったので、今思えば漢字はこち亀で覚えた気がする。
https://www.amazon.co.jp/dp/B01KJGD55Q/
ザ・クレーター
これも父が買って本棚に置いてたマンガ。マンガだから読んで見たけど全然内容が理解できなくて、なんだか怖い...とか思った記憶が。マンガって暗いのもあるんだーぐらいに思った。
ZMAN
何で家にあったかはわからなかったけど、今考えるとガンガンで連載されていたようなので兄が買ったのかな。上記2つのマンガと比較してすごいTHE主人公が活躍する王道っぽいマンガ。ただ、敵が結構グロくて怖がりながら読んでた。
もちろんこの他にもたくさんマンガは読んでいたけど、基本的にお小遣いがなくても読めるものに限られていたので図書館や地区センターにあるマンガというマンガを片っ端から読んでました。ドラえもんとかノラクロとかブラックジャックとか日本の歴史とかとか。。。厳しかった親も図書館とかで借りてくるのはなぜかOKだったな。
友達から借りたマンガはドラえもんズぐらいしか覚えてないですw
そして赤木少年が中学生に上がると部活に入り、ハンドボールに明け暮れながら同級生とジャンプとかマガジンとかサンデーとかマンガ雑誌を購入して回し読みをするようになりました。
今思うと、ここらへんから色んなマンガに触れる機会がグッと増えはじめた気がする。ちょっと背伸びした作品を読むヤツもいたし、何を読んでも真新しくて、新鮮で楽しかった。
通学路にある古本屋でエロ本を買うのにマンガでカモフラージュしてたのもまた懐かしい。(友達から古本屋は潰れたと聞いた)
そんな青春のはじまりに好きだったのがこちらの作品。
ARMS
さっきの古本屋 で見つけました。他のマンガに比べて背表紙がド派手なのと、名前がARMSってなんかダサいなと思ってた(今思えばダサかっこいい)。3巻ぐらいまでを部活の友達と買って読んでみたらあまりに面白すぎて、みんなで一気に買い漁った作品。皆川先生は今も海王ダンテなど書かれていて、息長くてすごいなと素直に尊敬。ARMS読んでからスプリガンなども読んで作者ベースで作品を追っていくきっかけをつくってくれた。
ブラック・ラグーン
これも購入したのは部活がきっかけ。部活でマンガのジャケ買いが流行った時に当時2巻まで出てたブラック・ラグーンが目に入って買ってみた。まー、お姉さんがエロカッコよくて、銃のアクションシーンが硝煙の匂いがしそうなほど激しかった。物語の背景もめちゃくちゃ重く、銃の黒くずっしりとしたものを彷彿としていた。個人的にはヤクザ編が好き。
中学生の時は部活部活部活だったので部活で流行ったものを読むとか、部活の中で新しいマンガ流行らせるみたいなのがすごく多かった。
こないだ久しぶりに横浜で飲んだときもみんなあの頃読んだマンガの記憶があって話に花が咲いたのは印象的だった。ただ、あの頃に同じような時間を過ごしても今やってることってみんな全然違うんだなーと
そして少年と青年の間的な高校生に上がるとバイトでお小遣いも増え、自分にはない何かを見つけようとたくさん映画を観て、たくさん音楽聴き、アホみたいにマンガを読み始めるわけですw
映画も音楽も普通の人より少し詳しいくらいには嗜んでいたけど、マンガは一段抜けて好きで、原付き乗って1時間かけて遠くの古本屋にも行くぐらいだったなー
この時期はジャンプや別マガなどのメジャーなものからIKKIやビームコミックスなどマイナーなもの、少女マンガまで色んなマンガを読んでた。ここではパッと思いつく4作品をご紹介。
ソラニン
これもブラックラグーンと一緒でジャケ買いした作品。今となっては作者も有名になり映画かまでされているけど当時は話題のわの字もないなかで読んで衝撃だった。何が衝撃かというとマンガというより、ドラマとか映画のようだったからだと思う。今までバトル系のマンガを多く読んでた中で、限りなく日常に近く、時代設定が現代だったこともあり、もしかしたら隣町での出来事なんじゃないか?と思えるような感じとそこに漂う哀愁がすごくよかった。
ネオ・ファウスト
高校、大学でハマったのが手塚治虫。火の鳥はもちろん、アドルフに告ぐなど手塚治虫作品を古本屋で買ったぱしから集めていった。今では家に手塚治虫だけで125冊あり、歯抜けになっている箇所や読めてない短編をまた集めたい。
そんな中でも好きなのがネオ・ファウスト。後編の途中で手塚先生が亡くなってしまったこともあり、未完だがファウストという戯曲を元にしているのでなんとなく結末を想像できるのも面白い。
G戦場ヘヴンズドア
当時やっていた音楽のボランティアの先輩が教えてくれた作品。高校生漫画家について書いた作品。何でもない平和な日常を過ごすという選択肢があったにも関わらず、その先に道があることに気づいてしまったことで茨の道を進む葛藤が描かれる。3冊で終わる短い話しではあるがかなり内容が濃い。
鉄コン筋クリート
松本大洋作品も大好きで、出てるものは片っ端から読んだ。青い春もピンポンも実写映画化されており、どちらの作品もすごくいい。ZEROのような何か今まで触れることのなかった深淵のようなものを少し覗きこめる作品もいい。
そんな中ですごく好きなのが鉄コン筋クリートだった。何が好きかって、白と黒という真逆の二人が双子という生まれの自分と少し被ってみえたからかもしれない。マンガの中では黒が白を守っているようで白の方が心が強い瞬間が垣間見えたりもした。映画も湯浅監督がアニメ化し、アジカンが主題歌を歌いあげたことで最高に疾走感と爽快感のある作品になっていて最高だった。
いかがでしたでしょうか?今でもお気に入りのヤツはちゃんと家に保管しています。
荒木飛呂彦がマンガを構成するのは大きく"世界観"、"キャラクター"、"ストーリー"の3つだと語っていました。過去に好きだった作品の多くは、3つの内2つ以上は振り切って構成されいているものが多いです。そして、作者がかなり自分を削って書いてるなと感じる、魂が籠もってるような作品が好きです。
スラムダンクの山王戦はこっちまで夢中になって読んだし。からくりサーカスのフェイスレスにはまんまと騙された。そんな本当にいい作品は自分の記憶に何かを残し、その先の行動にも色んな影響を与えてるなーと染み染みおもうわけです。いろんなことをマンガで覚えて、色んな感情をマンガで知ってきたなーと。
というわけで、もしよかったら皆さんの心震えた作品を教えてくださいませ!!
それではごきげんよう!
風邪ひくなよ〜←