~前回までのあらすじ~
3巻でねずこの言う「飛車みたいな人」だった我妻善逸
これにより”ファイナルファンタジー”ではないことがわかった
今回はねずこに焦点をあてつつ、善逸とのカップリングの必然性を明らかにする
前回は善逸の技を元に考察したので、今回はねずこちゃんとその技をみてみる
ねずこの技、自らの血を爆発させることで”火”を起こす”爆血”
#ヒロインが使う技とは思えない
#来週もまた見て下さいね
#じゃんけんポン(グー)
この爆血の効果は2つ
①鬼のみにダメージを与えることができる火炎を発生させる
②(鬼によってもたらされた)体内の毒を燃やす
飛車みたいな善逸は、その技から”雷”にまつわる神様と
関係があることは前回の通り
#竜王に成るのは、神に成るのと同義
では、ねずこの技、血鬼術”爆血”にみられる火炎にかかわる神様を考えてみる
火の神で有名なのは、『日本書紀』に登場するカグツチ
カグツチは、イザナギとイザナミとの間に生まれた神である
火の神のため、出産のときにイザナミは焼かれて死んだことが記されている
火神 軻遇突智(カグツチ)を産んだ。
しかし伊弉冉尊(イザナミ)はこの時、軻遇突智(カグツチ)の火に焼かれ終(かさむ)った
その後、カグツチは怒ったイザナギに
「天之尾羽張(アメノオハバリ)」という剣で殺された
#ドメスティック
#バイオレンス
死後、火の神カグツチのお母さんイザナミは、黄泉の国にいく
黄泉の国の食べ物を食べたことで黄泉の住人になったイザナミ
そのイザナミに会いに黄泉の国にきたイザナギはとんでもない光景を目にする
頭からは、大きな雷(かみなり)が、胸には火の雷が、腹には黒い雷が、陰部には裂けるような雷が、左手には若い雷が、右手には土の雷が、左足には鳴る雷が、右足にははねる雷の八種類の雷が発生してゴロゴロと鳴りひびいています。
カグツチのお母さんイザナミの身体に八種類の雷が発生したのだ
⚡⚡⚡⚡⚡⚡⚡⚡
#八柱の雷神・八種雷神
#やくさのいかづちのかみ
この八種雷神のうちの1神
赤いのが…
火雷神(ほのいかづちのかみ)!
そう、
善逸がたどりついた「漆の型の技名」である
ねずこの技「爆血」、そして関連しそうな神について考えた結果、
たどりついたのが善逸の「火雷神」
#ねずこと善逸は生まれが同じ
#濃い関係性
#恋関係🔥⚡
『日本書紀』とかをがんばって読み解いた結果、
ねずこと我妻善逸が夫婦になる必然性っぽいものが見えた
善逸の技名、「火雷神」からも作者・吾峠呼世晴先生は
日本書紀にご理解のある方だと思われる
ねずこと善逸の関係は、偶然ではないだろう
最初から2人の関係性を技などに込めて設計していた!
と解釈すべきではないだろうか?
というのが著者の考え
何が言いたいのかというと、
ねずこと善逸のカップリング、
”ぜんねず”はファイナルファンタジーではない
以上、禰豆子と我妻善逸が夫婦になる理由の考察
#次回もまた見て下さいね
#じゃんけんポン(パー)