中部圏の雑誌 東海ウォーカー2019年8月号(つまり今月号)に夏の涼絶景ランキングが発表されました。
まさかの・・・付知ばあちゃんちのある「付知峡」が一位・・・
付知ばあちゃんちには、ほとんど影響はありませんが、たまーに観光客さんが「きれいな緑色の川いいですね~」なんて喜んでくださると素直に嬉しいです^^
岐阜県中津川市付知町(つけちちょう)にある付知峡は、名古屋あたりにお住まいの方は「あ~、子供のころに森林学校にいった」とか「キャンプにいった~」などと、愛知県界隈のキャンプ地として親しんでいただいております。名古屋界隈から中央道高速をつかって車で約2時間ほどです。
中津川から付知町にいたる国道を走ると、地形が河岸段丘だとわかります。一本の川が何万年もたつうちに大地を侵食して深い深い川になり、川を挟んだ対岸同士が同じ高さになっています。この川に橋を架けるとすると・・・川のすぐ上ではなく、川のずーーーと上に掛けられます。(人が使う道は、川が侵食して低く深くなるまえの大地の上の方に残っているからです)
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説明分かりにくくてごめんなさい!
普通、観光で道をはしると、つい山や空ばかり見てしまいがちですが、付知川では橋のたびに、橋から下の景色を覗いてほしいのです。(橋の上に車を止めると危ないので、必ず橋のたもとに止めて歩いてくださいね)
水面から橋が高いので、高所恐怖症の私はいつもヘッピリ腰です。でも、何度見ても美しいので、やっぱり覗いてしまいます。スマホで写真撮る方は落とさないよう気を付けてください。
付知川の水が独特なグリーンな理由は、水の透明度が高い(寒くて冷たくて栄養がすくないから)、全国的にもめずらしい白い石の河原、周りの山々の緑が写りこむからと言われます。(諸説あり)見た目、南国の海のような色ですが、水はとても冷たいです。真夏の暑さのなかでも、湧水がわく河原なので10分も遊泳したら唇が紫色になります。
昔は森林鉄道が入っていたので、かなり奥にまで道がつながっていますが、とにかく細い道でガードレールもほとんどありませんから、すれ違いに気を付けて進んでください。大雨が降るとゲートが閉まって通行止めになります。
トトロの世界に誘われてしまいそうな橋があり、橋の下に絶景のある付知町のご案内でした。いつか、遊びに来てくださいね。