道があって、海があって、山が見えて、空が見えて、草木があって、なんもなくなんてないのだが、何にもない!きもちいい!綺麗!って思うところある。
2020年8月の北海道旅行、旭川を見た後は、天塩温泉に行った。
天塩温泉の宿は、町営で
いかにも、町営な建物で、受付はアジア系外国人の方だった。日本語上手な。
まだ出来立て。
外へ出て、とことこ歩いてみる。
いい感じに利尻富士見えるところないかな~と。
日が落ちそう。夕焼け見ながらお風呂見るために戻るか?
テント張ってる人たちがいた。
この写真の左側に、宿と、温泉(銭湯みたいな)がある。
宿の建物から続く、町営銭湯っぽい温泉は、下に公民館的なスペースあったり、地元の人の手づくりの焼き物みたいなのも売っていた。
建物2階から入る浴場、その日は小さな露天風呂は使用禁止でお湯もなく、屋内の窓側の湯船につかったが、なぜか窓の目線の位置が窓くすんでいたりで、お湯につかりながらうまいこと夕陽を楽しめない。
お湯は、銅色系で、においも独特。
カラー剤のようなアンモニア臭に近いともいえる匂いがあるが、カラー剤の香りに慣れてる人なら抵抗ないかな。
お湯自体はなんかじんわりと気持ちよく、自分は匂いについてはそう気にならなかった。湯上り、身が軽くなる感じのお湯だった。
後で調べてみたところ、北海道遺産ともされている、モール泉という、植物の化石みたいなのが溶け込んだような温泉のよう。
宿泊してたところの玄関から視界。
こういう感じって、日本で他のところであったかなぁ?
海際でもここまでフラットに、先が続いている景色ってないような。
湿原もどこまで続くのだろう・・・天塩川の長さにも驚く。
道路際も広く平ら。
稚内に向かう道、バイクの人や自転車の人も、ただひたすら走ってる。
自転車でただひたすら漕いでいるの、どこまで漕ぐのやらって不安になったりしないのかな。
バイクは気持ちよさそうだったが、車も結構なスピードで走っているので、ちょっと接触怖いなと思った。
浚渫船(浚渫船)。泥を吸い上げる船。
サロベツ湿原センターの建物を通って原野の方へ行くときにすぐに目に入る。
この日は、ボランティアのガイドさんがいたので、案内お願いしてみた。
地元の高校生と他県から来た大学生だった。
草花は枯れてるようなのが多かったので、あまり説明してもらうものもなかった。
聞いたら答えてくれる感じ。
大学生は、ここの原生植物に惹かれてここに学びに来ているようだった。
熊の目撃情報がたまにあるということを、高校生のガイドが話してくれたので、見たことあるか聞いたら、その人は見たことないと言っていた。長くここに住んでいても見たことないらしい。
時間の流れが違う。
ここにある植物の中には、猛毒のものもあり、それも気づかないで触れてしまいそうなところにもある。
ヒグマも出没しているみたいだし。
シマヘビも出るって、サロベツネットワークの記事にあった。
退屈なほど静かに見えるけれど、原生花園は、アフリカのサバンナだとか国立公園みたいに、野生そのものの場所なんだな。
売店でサロベツ牛乳のソフトクリーム食べた。
驚くほど印象的ってほどではないが、牛乳使用量の多そうなソフトクリーム。さらっと食べれた。
全く人がいないわけではない。ぽつぽつと人はいた。
ずっと利尻富士が見え続ける。
この塔が何なのかはわからないが、目立っていた。
目当ての店は待ち客がいっぱいだったので、違う店へ。
この店、店内は結構広くて客も入ってた。
来た人のメッセージが壁中に貼ってある。
北海道で海鮮丼、どこも安くないけれど、量が少ないとか、あんまり美味しくないってところもある。ここのは美味しかったし、量も満足。
周辺はこんな感じ。人写ってないけれど、人は割といて、人気の飲食店は混んでいた。
室蘭でもそうだったが、人いなさそうなのに、飲食店の中には人がいっぱいいたりするんだよね。