【第二回】クリスペが流行るには？　平等性と公平性

対戦型カードゲームであるクリスペにとって

平等と公平について切っても切れない関係性があると思います。

それをさらに古参と新規に分けて見ていきましょう。

まずは平等性について

・レプリカカードがミッションで配られる

・ショップで同じ値段でカードが買える

出せばキリはありませんがこんなところでしょうか。

レプリカカードが１か月で消える仕組みのおかげで

これについては新規と古参で対戦において差が出ることはありません。

ショップで買えるものについても今売っているものなら同じカードで

戦うことが出来ます。

ですので問題は公平性の方です。

公平性については

・レベル３００まで獲得バトルポイント2倍

・クリスペ古参が新規のために優遇コロシアムを開いてくれる

・一定レベルまでCPUと当たりやすい

こちらは出せば例はいくつか出ますがキリがないほどではないかと。

何が言いたいかというと

クリスペは圧倒的に新規が不利です。

「いやいやそんなのどのゲームでも一緒でしょ」

そう思う方もいるかもしれませんので詳しくご説明します。

例えばウマ娘みたいなガチャでキャラを手に入れる系の

リセマラが出来るゲームについて。

そういうゲームでもちろん古参は有利です。

しかし新規は新規でたくさんガチャが回せたり、キャラが増えた状態で自分の好みの

キャラをリセマラで当てて愛でるなりして楽しむことが出来ます。

お次は比較する上でとても分かりやすいシャドウバースです。

同じ対戦型カードゲームですが向こうは新規でも最悪課金をしまくれば

どんな古参相手にも同じカードで戦うことが出来ます。

しかしクリスペは違います。

どんなに課金してもショップで販売が終了したカードは

古参に売ってもらうしかありません。

しかもそのカードが貴重なカードであればあるほど

高価になります。

もちろん流行るか流行らないかも分からないゲームに課金して

今もなお続けて高くカードを売る古参の方たちは

先見の明があったのだと思います。

昔こそCMも打ち出され今よりは期待されていたクリスペですが

今となってはコロシアムの参加人数も64人集まるか集まらないか

ギリギリをさまようアクティブ数。

そんなマイナーゲームにたどり着く「遊びながらお金が欲しい」人たちは

思考能力が高い方が多いのではないかと思います。

そんな人たちがいざ始めてみて新規が圧倒的に不利な状況に

気付いた時、一体何人の方がそのまま続けてくれるでしょうか。

正直今の運営が新規獲得に向けて豪華なキャンペーンを開催するとは思えません。

その詳しい理由はまた別の記事でお伝えします。

ですので新規が増えるには古参の方の力が必要なのかなと思っています。

【第三回】クリスペが流行るには？　運営の視点から考えてみる