どうもこんばんは。
新米心理カウンセラー・あぶです。
前回・前々回と、人が話したくなる「雰囲気づくり」「しぐさ」のコツをご紹介しました。
今回は、相手を「話してみようかな」という気持ちにさせる、「コメント力」のコツをご紹介します。
まず大切なことは、「聞きたい内容」と「聞きたい理由」を伝えることです。
なぜなら、ヒアリングなどで「相手に質問する」というのは、基本的に、相手に話すことを命令・要求することだからです。
だから、「あなたに○○についてお話を伺いたい。なぜなら□□だから」というように、質問する内容と理由の明示が必要となります。
「話してみようかな」と心を動かすポイントは、 人それぞれです。
例えば、仕事のコツを話してほしい(教えてほしい)場合に、「人に教えることができる」という満足感が、話す原動力になる人がいます。このタイプなら、「この話ができるのは、あなたしかいないから」といった言葉が相手の心に響くはずです。
また、「人や社会に貢献したい」という思いによって、話をしてくれる人もいます。このタイプには、「若い人にはあなたの話がすごく参考になる」という口説き文句が使える。
このように、どの部分をくすぐれば話す気になってくれるかは、相手によって異なります。なので、普段から相手の性格や言動を観察しておくことが大事です。
対人社会心理学の実験で、「相手が自分に好意を抱いている」と感じた場合には発言量が増えることがわかっています。つまり、「この人は自分に好意を抱いてくれているな」と思ってもらうと、相手は一層話してくれるようになります。
そのためには、どうすればいいのでしょうか?
一番簡単なのは、相手が話している時に、「確かにそうですね」「なるほど、納得です」といった好意的なメッセージを発することです。
このような好意的なコメントを返すことで、相手の“快”の感情が高まります。そうすることで、相手をより話しやすい心理状態に導くことができるはずです。
もし話を聞き出したい人、仲良くなりたい人がいたら、上記の方法を試してみてください٩(๑˙³˙๑)۶
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ではまたー。