FXでは数秒単位で売買するスキャルピング、数分から数時間の短期間で売買を繰り返すデイトレード、1週間〜の長めの期間で利益タイミングを探すスイングトレード、スワップポイント利益を目指す長期運用など様々なトレードスタイルがあります。
FXで主流&人気のスタイルはデイトレードですが、自分の生活スタイルに合ったトレード手法を選ぶことが大切です。
日中仕事をしている会社員の人におすすめなのが夜中にデイトレードをするスタイルです。
株と違って夜も取引ができるのはFXならでは。
特に日本時間の22時〜2時あたりは1日の中で一番取引が活発となります。
これは世界三大市場であるロンドンとNY市場が同時に開く時間帯だからです。
仕事が終わって夜ゆっくりできる時間が一番デイトレに向いた時間なのです。
FX初心者の方は基本の通貨ペアであるドル円、よりチャレンジしたい人は変動の大きい英ポンド円が夜のデイトレにおすすめです。
日中も夜もまとまった時間をなかなか取りずらい主婦の方におすすめなのがゆったりと利益タイミングを狙うスイングトレードです。
スイングであれば普段はレートや経済指標をチェックするだけなので1日5分程度の時間があれば十分です。
スイングトレードの場合は相場を見ない時間帯が圧倒的に多いので、利益チャンスを逃さないようにする事と損失時の被害を最小限に抑える事が大切です。
あらかじめ利確ラインを決めておいてそこまで動いたら決済するという指示を出しておく「指値注文」、逆に損切りラインを決めておいてそこまで動いたら自動的に損切りをする「逆指値注文」、この2つを必ず設定しておきましょう。
FX会社では2国間の政策金利の差に応じたスワップポイントという数値を設定しています。
この数値がプラスの場合は数値に応じた収入を毎日得る事ができ、マイナスの場合は数値に応じた支払いをしなくてはなりません。
スワップポイントは金利の低い国の通貨で高い国の通貨を買うとプラスになります。
日本は世界でも有数の低金利国ので例えば日本円で米ドルを1万ドル買うと毎日200円前後の収入を得られます。(2024/5時点)
1万ドル買うのにレバレッジを最大にすれば大体6万円の資金があれば大丈夫なのでかなり効率的。
ただしレバレッジを高くし過ぎると為替の急変動で大きな損失を出してしまう可能性があるので、長期でじっくり運用する場合はできるだけレバレッジを少なくすることが大切です。