日本マクドナルドは2019年1月7日から「ブアツく生きよう」!キャンペーンを開始しました。ダブルチーズバーガーと、てりやきマックバーガーに厚切りの具材を追加した期間限定メニューを販売します。「ブアツく生きよう」!キャンペーンは第3弾まで予定しています。
第1弾は「アツ!チーダブチ」と「アツ!チーてりやき」で、1月7日から1月21日まで販売します。厚切りの特製オリジナルブレンドチーズを加えました。レギュラーメニューのチーズよりも厚いです。「チーズがアツいぜ!」がキャッチコピーです。「アツ!チーてりやき」は白い包装紙に包まれています。包装紙には黒字で「アツ!チーてりやき」と書かれています。
第2弾は「アツ!べーダブチ」「アツ!ベーてりやき」で、1月22日から28日まで販売します。厚切りでリッチになったスモーキーなベーコンを加えます。「アツいベーコンが!」がキャッチコピーです。第3弾は1月29日から2月11日までですが、内容はキャンペーン開始時点では不明です。キャッチコピーは「アツい〇〇が!」となっています。
マクドナルドと言えばメガマックやクォーターパウンダーのようにビーフのボリュームアップが支持されました。チーズやベーコンでも同様のアプローチは支持されるでしょうか。第3弾が「アツい牛肉が!」でしたら意外性は乏しいですが、それなりに支持されるでしょう。
近時のマクドナルドの期間限定キャンペーンは商品名で言葉遊びをしています。「ダブチのトモダチ」では「濃厚チーズファンにささぐダブチ(ノグチ)」「やきにくソースがグッとくるベーコンダブチ(ヤグチ)」「トリプルチーズバーガー(トリチ)」と日本人の名字のような略称が登場しました。
「改名バーガーズ」では「かるびマック改め乗かるび」「たまごダブルマック改めニコタマ」「アイコンチキン ソルト&レモン改めレモモモン」に改名されました。ベーコンポテトパイは「ヘーホンホヘホハイ」や「ベーコンポテトパイセン」になりました。
「ブアツく生きよう」!キャンペーンの文字の使い方は「いきなり!ステーキ」や「アッそうだ!ステーキ」を連想させます。「いきなり!ステーキ」や「アッそうだ!ステーキ」はカジュアルにステーキをがっつり食べられるコスパの高さがセールスポイントです。
ステーキが熱い鉄板で焼かれて出てくるため、消費者がセルフで焼き加減を調整できます。労働者は焼き加減の微妙な調整という負担から解放されます。労働者の手間が減る分を肉の量や質で消費者に還元できます。
マクドナルドもメガマックのようにビーフをがっつり食べたいという需要に支持されました。マニュアル化を徹底して労働者の負担を軽減しています。その意味でマクドナルドは、「いきなり!ステーキ」や「アッそうだ!ステーキ」とターゲットが重なるところがあり、表現が似ることにも納得です。