長野県大町市にある、明日香荘の灰焼きおやき。
おやきには、焼きおやきや蒸しおやき、今回紹介する灰焼きおやきがあります。
灰焼きおやきは、小麦粉の皮の中に、たっぷり具を入れて、いろりのほうろく鍋で表面を焼いたあと灰の中に直に入れ、じっくり蒸しながら焼きます。
おやきの中で最も硬いおやきです。
初めて食べた時ウチの母は、小麦粉の生地部分が硬くて歯が折れるかと思ったそうです。
驚くほど硬いおやきですが、噛めば噛むほど味が出る的なこのおやきがクセになります。
是非たべてみて。
明日香荘のおやき、夏はナスで冬になるとおからが出ます。
ナスも美味しいんですが、私はおからがお気に入りです。
娘もおからが大のお気に入りで、硬いものが苦手なのにこのおやきは喜んで食べてくれます(=´∀`)
あれ??スミマセン(・_・;写真が横になってしまいました…なっ…直らない(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
灰焼きおやきがナゼ将来食べられなくなるかというと、実は衛生面の問題からです。
灰焼きおやきは字のごとく灰で焼きますが、何かに包んで焼くワケでなく直に灰のなかに投入するんです。
言うまでもなく灰まみれです( ̄▽ ̄;)
パンパンと叩くと灰が出ます( ̄▽ ̄;)
食べるとたまにジャリジャリします。( ̄▽ ̄;)
潔癖な方は見ただけで食べれないかも…。
でもっでもっ…美味しいんですよ‼︎
そんなこんなで…
灰で焼くということが衛生面で引っかかり許可が下りず、灰焼きのお店を新たに開くとことはできないそうです。
現在営業しているお店は続ける事ができますが、やはり時代とともにその数は減ってしまいました。
このままいくと、灰焼きおやきは姿を消すかもしれません。
衛生面は大事だと思いますが、なんだか寂しいですね。
私の表現力では灰焼きおやきの美味しさを全く伝えられていませんが、ホントくせになる美味しさです。
最後にお土産に買って冷めてしまったおやきをおいしく食べるポイントを…。
おやきを皿に乗せて電子レンジへ。温め過ぎに注意、皮がほんのり温まったくらいでOK。
その後トースターで1〜2分、皮がパリッとなったら出来上がり。
明日香荘のおやき人気です。是非どうぞ( ◠‿◠ )