どうしても欲しいものがあればあなたはどうするだろうか。力尽くで奪うか必要な費用や交換できるものを探すかただ祈るのか。それとも。
私は手にれたいものの価値を何度も考える。あるものに必要な価値はその時の感情によって変わるからである。私は自分の感情による判断を信用しない。いわゆる余計なことを考えてしまうタイプであるし感情による欲求欲求による感情は物を高く見積もってしまうものなのである。
多少カロリーは高めの300kcalオーバーであるが許容範囲であろう。安納芋パウダーが使われているさつまいもドはプレーンのみ温めて食べれることも勧められているが黒蜜きなこは温めても悪影響はないのではないかと思われる。表面にかけられた黒蜜との染み込んだきなこが特徴である。
ドーナツのバリエーションとしてかぼちゃは過去にも多くあるが芋はそう多くはない。貴重な機会となるのでこれからのミスドを左右するかもしれない一品としてじっくり味わう必要がある。
黒蜜やきなこの量は場所による違いはあるだろうが今回は満足のできる十分な量であった。またその黒蜜きなこは芋との相性も良く黒蜜の大学芋や和菓子を連想させる味である。といってもその大部分は黒蜜きなこによる影響で主張が強いわけではない生地の芋はホクホク感や僅かないもを自分の下でじっくり見つけなければならないだろう。
黒蜜の甘味は強く感じられきなこの香りも十分である。ほろほろと混ざり合う感覚はレギュラードーナツにはないし定番化されてもいいほどである。
暑さも一段落し昼下がりの休憩としてミスドに寄る人間も減った。こうなると目立つのは夏の間に習慣として出来上がった老人たちの憩いとしてのミスドである。大してドーナツが食べたいわけでもないのに暑さよけに寄っていた習慣でしばらくは老人会が開かれる。しかしやはり好みの味でもないのかほとんどの会はミスドに寄り付かなくなるのだ。もしミスドがこの老人会を捕まえることができたなら新しいミスドの出発点となるであろう。