いきかむは自炊をします。
さいきんは剣道の経験もないのに面・胴になっていて、もとい面倒になっていてポッキリとパンばかりを食べているのですが、それでもたまにはお料理するのです。
私は一人暮らしですから、スーパーで買い物をすると食べきれないほどに食材が多くなってしまいます。そして私はミニマリストですので、自宅に冷蔵庫を持ちません。冬場でもなければ、うっかりしていなくても数時間で腐ってしまうことはしばしばあるのです。
そもそも、スーパーがお1人様用の食材を売っていないのが悪い。お1人様用があったとしても割高ですので、家族サイズの大根一本とか、白菜一戸とかの方を買ってしまいます。白菜を一戸も買ってしまうと家族分どころの話ではありませんし、小売りではなくて卸売りにでも赴かなければ手に入らないでしょうから、その話はまた今度にいたします。
さて、買ってきた食材を調理していると、ついついつまんでしまうものです。
行儀の悪いことに、お料理の最中に炒めているお肉とかお野菜とかつまんで食べてしまいます。これがまたおいしい。まだ味付けもされていない状態ですから、食材本来の味に背徳感が相まってパクリパクリとイケてしまいます。
このようにしてつまみながらお料理しているとお酒もススムくんということで、缶ビールの一本でも開けてしまいます。大変に贅沢な時間であると言えるでしょう。一品出来上がる頃には私も少々出来上がっていて、お腹もいっぱいなのです。
私は一人分を調理している間に、すでに一人分の食物を腹に収めていて、しかしテーブルにはもう一人分が出来上がっているのです。これはマジックか何かなのでしょうか。種も仕掛けもありません。
ちなみに作った料理の写真もありません。
さて、女子にモテるイケメンはしばしば「あの娘つまんじゃった♡」などと表現することがありますが、これもまたつまみ食いと言います。むしろつまみ喰いです。本能の尾の向くまま、むしろ尾っぽではなく前の方のモノが向かっているので食うではなく喰うと表現するのです。
実にうらやまけしからん。私としてもつまんでみたいものです。いや実際なかったとは言いません。ぶっちゃけあるじゃんアルデバイジャンむしろ若い頃はありまくりでしたが、現在は全くありません。これが歳を重ねるということなのです。
過去にはちょっとしたバーなんかで女の子と知り合ってそのまま朝チュンしちゃったなんてことも度々あったものですが、昨今はそういう状況に至っても雄として下半身が至らなく、結局は女の子とも至らなく、挙句には業を煮やした女の子に「やれや!」とビンタをされる始末なのです。しょうがないじゃんトウバンジャンお酒に酔ってるとそういう時もあるのですおすし。
内容が少しセンスティブになって参りました。これは私からのALiSへの挑戦なのです。一体どこまで描けるのでしょうか。どこまで下に走れるのでしょうか。挑戦したいと思います。
いきかむ。でした!