今回は西洋野菜・アーティチョークとセルリアックの、下ごしらえと食べ方をご紹介します。
(左がセルリアック、右がアーティチョークです。)
どちらも変わった形なので、初めてマーケットで見たときは、「気になるけど、どう食べていいか分からない」でしたが、今では大好きなお野菜たちです。
アーティチョークはチョウセンアザミという花の若いツボミです。
実はこの状態では、まだ食べられるところが見えていません!
イメージはタケノコです。
今回は、屋外マーケットで€1.5(約180円)で購入しました。
屋外マーケットの雰囲気はこちらをご覧くださいませ。↓
セルリアックは、セロリの根です。
切る前から、ふんわりとしたセロリの香りがします。
私はセロリが得意な方ではないですが(サラダなどでたくさん入っているのは苦手です。)、これは香りがキツくないので好きです。
今回は、スーパー(Albert Heijn)で購入しましたが、屋外マーケットでも同じ値段です。€1(約120円)
調べてみたところ、日本でも割高になりますが、通販などで手に入るようです。
アーティチョークはピンキリで350円〜1200円程、セルリアックは500〜600円程。
最近はスーパーなどでも、西洋野菜が増えてきているようなので、見つかるかもしれません。
アーティチョーク・セルリアック共に、茹でる方法、焼く方法、茹でて焼く方法など色々あります。
アーティチョークは色々試してみて、茹でて焼く方法が好きなので、今回はそちらをご紹介したいと思います。
セルリアックはバター炒めをすることが多いのですが、今回はアーティチョークと一緒にオーブン焼きする方法をご紹介します。
アーティチョークは下ごしらえが大変です。
この外側を包んでいる葉っぱのような物はガクです。
ガクにはトゲがあるので、ケガに気をつけて、1枚ずつ先端を切ります。
チョウセンアザミの花らしき物が出てきました。
変色してしまうので、ライム汁(レモン汁)をかけておきます。
ライム汁を数的垂らした水に浸けながら作業をしても◯
お花の部分も食べられないので、スプーンで取り除きます。
固くて取りにくいです。
お花にもトゲがあるので気をつけてくださいね。
取り除いた様子です。
変色してしまうので、ライム汁(レモン汁)を数的垂らしたお水の中に浸けておきます。
非可食部のゴミがたくさん出ます。
トゲがあるので、私はゴム手袋を使ってお片づけしています。
セルリアックの下ごしらえは、簡単です。
皮は厚くて剥きにくいので、まな板に置いて、このように削ぐようにしています。
食べやすい大きさに切っておきます。
今回は下茹でしたお野菜達をバットに入れ、オリーブオイル・塩・ブラックペッパーでシンプルな味付けをします。
180度で約30分焼いていますが、様子を見て、時間を短くしたり、長くしたりしてください。
焼けました!
アーティチョークは焼くとこのように少し黒くなります。
さて、どこを食べることができるでしょうか?
答えは・・・
ここだけ!!
ガクの付け根のこの部分だけ食べることができます。
この部分を最大限に食べる為に、まずこの方法で食べていきます。
そうすると、ガクの付け根に少しだけ可食部が付いてきます。
それを・・・
前歯でこそぎ取りながら食べます!
(絶妙な顔ですみません...)
そうしてガクの部分を全部食べたあと、残った部分をスプーンで食べます。(この部分の方が贅沢に食べられます。)
この部分のみをお料理(パスタなど)に使う場合もあります。
独特な香りと、お芋のようなホクホクとした食感で甘みがあります。
お酒のおつまみに少しずつ食べるのもいいですね。
二日酔いにも良いそうですが、下ごしらえを考えると、二日酔いの中、作って食べるのは面倒ですね笑
セルリアックの食べ方写真は、普通に食べるだけなので割愛させていただきます。
前に少し書きましたが、ふんわりとしたセロリの上品な香りでとても美味しいです。
今回はオーブン焼きでしたが、お肉やお魚の付け合わせとして、バター焼きして食べることが多いです。
ミネストローネに入れると、お芋のような食感とセロリの香りが楽しめます。
よかったら動画もご覧くださいませ。
食べ方は動画の方が分かりやすいかもしれません。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。