オランダの食文化の一つに「スナック」があります。
「スナック」とは、ちょっとお腹が空いた時に食べられるもので、専門店やマーケットの屋台などで購入することができます。
今回はそんなスナックの中で、個人的なベスト5をご紹介したいと思います。
「ハーリング」とは、生のニシンの塩漬けのことで、玉ねぎのみじん切りをかけて食べます。
上の写真のようにしっぽを持って、そのままひと口でパクリが定番の食べ方ですが、下の写真のよう、パンにはさんだ「Haring Broodje」もあります。
いつでも食べられますが、一番脂がのった6月頃が旬だと言われているので、とても楽しみにしています。
3時のおやつにおすすめな甘いおやつ「ストロープワッフル」です。コーヒーとの相性もぴったり!
一般的にワッフルというと、厚めの柔らかい生地を想像すると思いますが、オランダのストロープワッフルは、焼いた後、上下半分に薄くスライスしたワッフルに、キャラメルペーストを挟んだものです。
キャラメル以外にもチョコレートペースト、アイスクリームなどを挟む場合もあります。
スーパーやお土産屋でも買えるのですが、屋台や専門店で焼いてもらう、あったかい出来立てのストロープワッフルは絶品です。
「パタット / フリッツ」は、いわゆるフライドポテトです。パタットもしくはフリッツ呼ばれており、どちらも同じものです。
日本でも食べられると思うのですが、太めにスライスされたポテトがカラっと揚げられていて、揚げたてが最高です。
そのまま食べても良いですし、マヨネーズやカレーケチャップなどを、オプションで追加することもできます。
「クロケット」は、クリームコロッケです。定番は牛肉とクリームの入ったコロッケで、衣はザクザクと硬めです。これも揚げたてをいただくのがおすすめです。
他にもスパイシーなものや、麺が入っているものなどもありました。
パタット / フリッツ、クロケットやハンバーガーなどは、街や駅にあるスナック販売店の自動販売機でも購入することができます。写真の「FEBO」というお店が有名です。
待ち時間もなく、温かいものが食べられるので、小腹が空いたときにおすすめです。
No.1は、「KIBBELING(キベリング)」という、角切りにしたタラなどの白身魚のフライで、屋台はもちろん、魚屋でも買えます。
揚げたてのフライはジューシーで柔らかく、白身魚が口の中でほぐれていきます。写真のようなガーリック入りマヨネーズやハーブスパイスなどをかけていただきます。
スナックを食べながらマーケットでお買い物をすることが、私のひそかな楽しみの一つです。ご紹介したもの以外にもスナックはたくさんあるので、お腹が足りませんね。。。
オランダの食文化については、あまりイメージが湧かないと思いますが、美味しい食べ物がたくさんありますので、また紹介したいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。